フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

マーブルカーネーション

2017年04月11日 | フーちゃん作品


今日から始まったカリキュラムデザイン
母の日のプレゼントをイメージして、メイン花材はカーネーションを使います

スプレーカーネーションではなく、スタンダード咲きの大きなカーネーションは
豪華でそれ自体、とても存在感がありますが、
特に、今回のprofessionalコースのデザインの中でひときわ目を引く大輪のカーネーション

マーブルカーネーション

実は、これは2本の色の異なるカーネーションを1輪に作り変えているのです

決して、このような種類の品種があるわけではありません(笑)

お教室のレッスンでも生徒のみなさんにはご説明していますが、
ここで私が実際に作った写真をお見せしますね(^^)
とても簡単にできますよ

まず、2本の色の異なるカーネーションを用意します

ここでは薄いピンクと濃いピンクのカーネーションを使います

カーネーションのガクの切れ目をナイフやハサミでさらに下の方まで切り裂きます

この濃いピンクのカーネーションはここのガクが最初から少し破れていましたので、ここを利用します



こんな風に深く裂きます




結構下の方までしっかりとガクを裂く方が花弁がうまく混じり合いますよ
ちょっと怖いけれど、大丈夫です
慎重にやってください

もう1本の薄いピンクのカーネーションも同様にします




ガクを裂いた部分を付き合わせるように、2本のカーネーションを合わせます

この時、裂いたガクが付き合わせた面に入り込まないように、気をつけてください

このように合わせます




そして、指で押さえている部分の少し上あたりからフローラルテープで巻き留めて行きます

私は茎の下の方まで巻いていますが、
この花首の部分のみを巻くだけでもいいです

このようになります




これを真上から見ると、こうなっています





右側が濃いピンク、左側は薄いピンク

メリハリがよく効いていますね(^_^;)
でも、これでは「マーブル」にはなっていません

ここから左右の色が少し混じり合うように、
中央部分の花弁を指で馴染ませて整えていきます

この作業をするときに、最初に書いたように、ガクを下の方まで深く裂いておく方が
花弁が混じり易いのです

腕の見せ所ですよ〜p(^_^)q

さあ、こんな風になりました🤗



いかがですか?
とっても簡単に、世界で一つだけの「マーブルカーネーション」が完成します

このレッスンで是非素敵なマーブルカーネーションを作ってみてくださいね(^_−)−☆






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2017年 今週のレッスン 4月11日〜4月17日 ラブリーアニマル、フラワーボックス、フラワーティーカップ

2017年04月11日 | 今週のレッスン

今週のレッスンではカーネーションを使ったデザインを楽しみます

Basic コースは例年の定番、アニマル編
少し前はプードル、ここ数年はテディベアをカーネーションで作っています
目鼻の位置でずいぶん印象が変わります(^^)

Graduallyコースは円筒形のボックスに
花材をアレンジします
ボックスの中から、溢れ出るように
生き生きと花材を配置しましょう

Profesdionalコースはピンクのティーカップ型の花器に、ピンク系の花材を可愛いくアレンジします

特にこのコースは色が異なる2本のカーネーションを1本にまとめたマーブルカーネーションを作り、それをデザインのフォーカルポイントとして配置します

マーブルカーネーションは2本のカーネーションの花弁の混じり具合が作り手によって様々
オリジナリティが出る作品となります











































































































































































































































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