フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

2020年 今週のレッスン 1月14日~1月20日 オーヴァル、アーチ、フリーセント

2020年01月16日 | 初めてのいけばな
今週は新年初の基本形のレッスンです
Basic:  オーヴァル
Gradually:  アーチ
Professional:  フリーセント

オーヴァルは
初級の基本形の中でも密度変化をつける形
初級の皆さんには多少難しく感じられると思います
また、重要のポイントととして、
MFPの位置が
花器口よりも上に設定されるます
そこの所をアレンジしている最中に
忘れてしまう方が非常に多いので
気をつけてましょう

MFP(中心点)を必ず意識し、
そこから放射状に花材を挿すのか?
あるいは複数焦点で花材をレイアウトするのか?
MFPの位置が花器口あたりなのか?
花器の中なのか?
花器よりもずっと下方の架空ポイントなのか?

それをいい加減に考えてはいけません
必ずアレンジに反映されますよ😆

中級のアーチ
これは本当に手強い基本形です🥶
花材配分を均等にする事がまず難しい💦
どうしてもアーチの両サイドの先端近くが
薄ーくなりがちです
また、アウトラインを綺麗に作ることも
なかなか大変です
左右対象のシンメトリーは
長さや角度に非常に注意が必要です

必ず
真上から
正面から
背面から
両サイドの側面から
確認する事が必要です

初めて作って
自分のアーチの出来栄えにガッカリされる方が
ほとんどですが、
大丈夫!皆さんそうです!
最初から綺麗にできる人はいません

綺麗に作れるようになるには?
何度も作るしかありません😊

さて、上級のフリーセント
今回のお題は
横への流れを意識して制作します

私は個人的に
このフリーセントやヴィンデントのような
曲線で構成されるデザインが
好きですし、また、得意です
柔らかな曲線を不自然でなく
デザインに取り入れるには
まずは元の花材をよく観察する事が必要です

右向きの花材か?
左向きの花材か?
茎を垂直に立てて持ったとき、先端がどれぐらい流れるのか?
ためを効かせられる花材なのかどうか?

ここから始まります

また、流れを表現する時に
流れの反対側から風が吹いていると
イメージすると考えやすいとも思います

今回の作品も
流れの方向とは反対側のデザインが
見落とされがちですが
ここは非常に重要で
例えば作品の右側は流れてるけれど
反対の左側は全く右感の流れにマッチせず
普通に花材が挿さっている
右と左が合っていないというような作品に
なってしまいます

また、教室のレッスンで皆さんに言うのが
「流れるのと下がるのは違います」
ということ

流れていると言うよりも
花材が下方におもたげに下がった雰囲気に見える場合があります

花材の先端の向きや
花材についている葉やツボミの向き、
ためを効かせたの良いけれど
効きすぎてしまいカーブが強くなりすぎていないかどうかなど
細部に渡って確認しましょう

いやいや〜、やっぱり基本形は
難しい?
でも、やり甲斐ありますよ😉



































































































コメント
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