フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

2016年 今週のレッスン 6月14日~6月20日

2016年06月15日 | 今週のレッスン

Basic / Gradually : ブルームリリー
Professional : モダンロマンス 〜リニアブーケ〜

先週のProfessionalコースは八重咲きのユリを使ったアレンジメントでしたが、
今週はBasic/Graduallyコースがオリエンタルユリを使ったアレンジです

大輪のユリの花をホリゾンンタルベースで横に広がるデザインで楽しめるアレンジメント
ユリの花が開花していれば花材配置は難しくはありませんが、蕾の状態のユリだと少し難しいです(・_・;

咲いた時に花弁が重ならないように、空間をとらなければなりませんが、その見当がつけにくいですね
ユリの花が目立つように他の花材は控えめな長さ設定にしましょう






Professionalコースはダッチスタイルのアレンジメントです
今回は「リニアスタイル」
植物の持つ自然なラインを作品の中で強調するデザインです
使用する花材を少なめにし、ラインをはっきりと出すことにより
作品に緊張感とボリューム感を与えることになります

作品としてはとてもモダンな印象です(^_^)


制作した皆さんは皆さん「難しかった〜💦」と、同じ感想でした😅


























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大輪のオリエンタルユリを楽しむ

2016年06月13日 | フーちゃん作品

先週のProfessionalコースレッスンデザインは
八重咲きの豪華なユリをメインにしたアレンジメントでした

さて、今週はBasic, Graduallyコースでオリエンタルユリを使ったデザインがレッスンでつくれます

たまたま、先週末、ピンクのオリエンタルユリをもらったので、
テキスト通りではありませんが、雰囲気の似たものを作ってみました



その時の手元にあった花材で作りましたので、テキストの感じとは違います

ニューサイランを左斜め手前にシャープなラインで入れ、
その対角に当たる右斜め後ろには大きなループ1つと、ニューサイランの先端の綺麗に尖っている部分を配置

ユリは全開の花を4輪中心から放射状になるように入れています



このユリはとても大きく、直径は平均すると20センチ
一番大きなものだと23センチありました

ユリの隙間に白のデンファレやマトリカリア、グリーンなどを切り分けて入れています

右側から見ると



左側から見ると



4輪の大輪のユリが一つのアレンジデザインの中に入ると、とても華やかで優雅ですね(^_^)

制作自体はそれほど難しくはありませんが、
まずはユリがある程度咲いていないと、配置が難しいです(^^;;

ユリの花弁の先端どうしがぶつかりそうでぶつからない💦

微妙な空間を作らなければなりません

また、左右しっかりとアシンメトリーでシャープな雰囲気になるようにすると、
梅雨のいまの時期を楽しめる華やかかつ、すっきりとしたアレンジメントに仕上がりますね😉




花器口からの高さ:25センチ
横幅:75センチ
奥行き:50センチ



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2016年アジサイまつり ~舞鶴自然文化園~

2016年06月12日 | 花を訪ねて

6月10日から舞鶴自然文化園での「アジサイまつり」が始まりました

開園2日目の昨日、早速、夫とアジサイを見に出かけてきました



私たちはこちらの植物園がとても好きです

四季折々にいろいろな花や木々を楽しめ、また、広大な敷地なので
植物はゆったりとのびのび生育し、そこを訪れる人に素晴らしい空間を満喫させてくれます

「舞鶴」というと、神戸からはとても遠いように感じますが、高速を使えば、2時間少しで到着
決して遠い場所ではありません


この時期は何といっても「アジサイ園」です

約100種、10万本のアジサイが植えられているのです

ご興味のある方は、この舞鶴自然文化園のHPをご覧に成ってください

(ページ右サイドにアジサイ園を空撮した動画がありますので、ご参考までに)





9時開園ですが、私たちは9時半頃に着きました



緩やかな坂道を登っていくと、「展示棟」「学習棟」という建物があります
珍しいアジサイの展示やら、アジサイの鉢物などが販売されています

昨年はここで鉢植えのアジサイを2鉢、購入しました
一年経った今年は、ふた回りほど大きく元気に育っていますよ(^_^)

ただし、色が去年とは違う色になってしまったので、
学習棟にいた職員さんにいろいろお尋ねしたところ、とても丁寧にアドヴァイスしてくれました
「わからないことがあったら、いつでも電話して聞いてくださいね」と

とても親切な職員さんたちです(^_^)

この建物を出てると「アジサイ園」の入り口です



地植えのアジサイが通路の両サイドに
私が日頃見るアジサイはほとんど鉢物か、地植えであったとしても
背の高さを超えるほどのものはあまり見かけないのですが、
ここのアジサイを見ると、アジサイが「木」であることを再確認します





アジサイの木は完璧の人の身長よりも高く、私たちは下からアジサイの花を見上げる感じです



普段あまり見たことのないアジサイも所々に植えられています



葉に斑が入っているアジサイ




これは花びら(正確にはガクですが)が可愛く尖っているガクアジサイ

薄暗いアジサイの森といった感じです

ここを抜けると、「アジサイの海」入り口



目の前の空間が開け、広大なアジサイの海が目の前に広がります









全体的にブルー系のアジサイが多いですが、所々ピンクや薄紫系のアジサイがあると
すぐに写真におさめたくなります(笑)





満開ではありませんが、十分楽しめる咲き具合



夫とゆっくりと「アジサイの海」を漂いながら、あちこち写真を撮り、小一時間ほどで一巡りできます




アジサイ園自体が小高い場所にありますので、眼下には舞鶴湾を望むことができます

うっすらと見える白い橋は「クレインブリッジ」
近くには「舞鶴発電所」もあります



こちらのパンフレット



園内図




敷地が広く、ゆったりと鑑賞できるアジサイ園
是非、一度足を運んでみてください















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エレガントリリー ~八重咲きのユリで~

2016年06月11日 | フーちゃん作品
ユリの花

これから夏にかけてその美しい立ち姿を見せてくれる夏の花です

ここ数年、品種改良により、花弁が幾重にも重なった大変豪華な八重咲きのユリが手に入るようになってきました

一輪でもその存在感は十分
華やかであり、また、品を感じさせる美しさです


先週のレッスンでは、その八重咲きのユリを使ったアレンジがプロフェッショナルコースのレッスンデザインでした


「エレガントリリー」
娘もテキストを見て、作りたいという希望でしたので花材を用意していましたが、急に仕事で東京へ行く事になってしまい、急遽、私が作る事に~~

レッスンで生徒さんたちには咲いているユリをお渡しし、先端のつぼみ部分は勿体無いので持ち帰っていましたが、それがこのところ気温が高く、小さいながらも咲いてきましたので、それもプラスしての大きなアレンジにしてみました(*^_^*)



中心から左は40センチ
中心から右が70センチ
花器口からの高さは25センチ
奥行きは50センチ

横幅が広いのでニューサイは一枚ものを左と右に一枚ずつ使い、ボリュームが落ちないようにしてみました



ユリの直径は10センチほどなので、一輪だけでは
少し小さいですね(^^;;

頑張って咲いてくれたユリなので、
正面近くの見える部分に配置しました(*^_^*)

スチールグラスににパールを通し、ループにして配置すると変化が出ます



八重咲きのユリは教室によって種類や色が違います

上の白い八重咲きのユリが娘用として用意した花材のユリですが、これも少し小さめサイズす



右側面は完全に見えるので、右側はいつもきっちりと花を入れておきます(^^;;

テキスト参考デザインでは高さの低い花器を使っていましたが、あえてこの背の高い花器で作ってみました

花器の高さは40センチです

中央部分の花材はかなりポリュームがありますが、高さのある花器で作ると、全体は、スッキリと見えます(*^_^*)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブーケブランシェ ~白いプリバラでエレガントに~

2016年06月09日 | フーちゃん作品

6月のプリザーブドフラワーコースクリエィティブのレッスンデザインは

ブーケブランシェ

白い大きなプリバラをメインにした優雅で気品あるブーケです

プリのデンファレのほか、
アーティフィシャルのカラー、アジサイなども取り入れ、作品としては作り甲斐のあるもの

アイアン製のブーケアシストを土台にして花材を配置します

作品としてはブーケアシストに花材をすべてワイヤリングし、ブーケとして作る
または、ブーケ仕立てにはせず、壁掛けとして制作する、
どちらでも素敵な仕上がりになります

私は壁掛けとして作ってみました

このような花材です



アイアン製のアシストはこんな形



手前の丸くなっている部分に今回はドライフォームを載せ、花材を挿していきます



花材はこのほかに白いバラ、アーティフィシャルの向日葵2種類を用意してみました







実は、5月のレッスンで向日葵のプリザ加工を行い、それを今回のブーケブランシェに使用する予定でした
実際に向日葵のプリザ加工もできたのですが、ちょっと花弁がシワシワ状態になってしまいました



一応できているのですが、今回のブーケに使うにはちょっとシワシワかなぁ😢
もっとナチュラルで可愛いアレンジに使ったほうがいいかも・・・と、思い、
自分の向日葵を使うのは断念、アーテイフィシャルの方を使うことにしたのです

テキスト参考デザインでは、向日葵の存在が割と目立っていましたが、
何分、自前の向日葵ではなく、アーテイフィシャルを使用するので
あまりアーティフィシャルを主張すぎるのも気がひけるし💦

元々の花材である白い大きなプリバラをメインにした花材配置にしてみました



ブーケアシストの輪郭をきっちり守っているわけではありませんが、
大幅に輪郭を外しているわけでもありませんね

白いプリバラを3個追加したので、白い色が多くなっています
アーテイフィシャルの向日葵は少し控えめな位置に使いました

右側から見ると




左側から見ると




バラの角度を少しずつ変えて、アシストの先端のカラーに繋がるように長さも気をつけながら配置しますが、
この辺り、結構難しいかもしれません

アーテイフィシャルのライングリーンの配置の仕方もポイントなります
また、アシストがブラウンなので、アレンジ部分にもブラウンの細いリボンを1箇所使っています

大きな作品で作るのは少し時間をかけましたが、
納得の仕上がりになりました



横幅  23センチ
上下幅 40センチ
壁からの厚み 16センチ








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする