FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>DOM KIDS SCHOOL

2012-10-19 12:12:35 | クライミングレッスン報告
10月9日(火)
メンバー:こーた(小6)、りょーた(小5)、かずくん(小3)、カツラ(小3)、ユーキ(小2)

ハヤトが学校行事でお休み

今までここ「Dom Kids」も「ビックロックスクール」も、
「スクール」メンバーの子どもたちは単なる「習い事」の域を出ることがほとんどなかった。
月に2回レッスンに通い、「クライミング」らしき動きをする。
それだけで満足している様子でそれ以上のことは望まない、そういうスタンスがほとんどだ。

私としては、スクールは入り口。
その中から本当のクライミングの世界を目指す子が育ってほしいと願っているのだがその割合はあまりに低い。
FREEDOMの人たちとも相談し、意識改善の第一歩として自分の道具を買ってもらうことを決めてみた。

自分の道具を持つようになった子どもたちは、クライミングへの意識が少し深まったようだ。
課題への取り組みに身を入れてしつこくトライするようになったし、それだけに完登した時の達成感も深く味わっている様子
そこから翻って基本練習の大切さも少しずつ理解するようになり、「動きを身につけたい」という気持ちも育っているように思う。
やはり、自分の道具を持つことは大事だなぁ、と改めて思う

一方スクールメンバーのりょーたが「サマーキャンプ」やアウトドアレッスンなどにも参加。
普段は会うことのない、他のジムで登っている子たちにも刺激をもらい少しずつクライミングの世界を広げつつある。
そしてそれが空気となってDOM KIDSのメンバー達にも影響を与えているようだ。

一歩前進したDOM KIDSの子どもたち。
各自自分の目標課題に懸命にトライし、こーたはルーフ(天井のような形状の壁)の6級を渾身のトライで完登
りょーたも一緒にセッションしていたが、あと少しで登れなかった
「自主練習に来よう」とりょーた。その気持ちが大事だよ

まじめなかずくんは少しずつ動き方を習得している。
今日は基本練習でのビス留めスタンスのみでのトラバースに成功
しっかり足に乗れるようになってきたぞ

カツラはお母さんと良く自主練習に来ているね
登るチャンスが多い分、動きの習得も早く体の反応も良い
7級を登りまくっていた

一番年下のユーキ。
この年代は出来ることを繰り返したがるし、それは必要なこと。
スラブと90°壁の8級とトラバースの練習を飽きずにずっと繰り返していた
次のレッスンからは違う課題にチャレンジしてみても良いかもね