FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>ビックロックスクール

2012-10-23 11:19:19 | クライミングレッスン報告
10月10日(水)
メンバー:リュウくん(小4)、リノちゃん(小4)、アキラ(小4)、ゆーすけ(中1)、たけくん(小3)、しいちゃん(小6)

ボルダー館でのレッスン。
ルートがないのでその分基本練習やムーブの習得を丁寧に行う。
ホールドの種類やムーブ(動き方)のパターンを学習するにあたってはカードを利用している。
カードの裏にホールドの種類やムーブの名称を書いておき、「ババぬき」みたいに引いたカードに書いてあるものを覚えるのだ。
ルート館でのレッスンでは時間が足りなくなってしまうのでさらっと進めるのだが、
今日は出てきたホールドやムーブを使って課題を考えてみる
やっぱり学年が上がったほうが考えるのも上手になるみたいだね。

そのあとは各自の進級に必要な課題をチャレンジ。

リュウくんは「真ん中」という約120°くらいかぶった壁の7級を登ればEレベルの「ぱんだ」が合格できる。
今までは全身の力のコーディネーションをどう配分したら良いかが分からず登れなかったが、
今日はすんなり登れた
継続は力なり、だね

新入生のリノちゃん、アキラ、ゆーすけの3人は8級を全て登らなくてはならない
スラブや垂壁など前傾していない壁の8級は今まででかなりの本数を稼いでいるので、
今日は「左」や「真ん中」の前傾している壁の課題にトライしてもらう。

アキラは「左」の課題を1本登った
足を高く高く決めたがる傾向にあるため、登っているうちに手と足がどんどん近くなってしまう彼だが、基本練習のたびに矯正して大分良い配置に足を選ぶようになってきた

ゆーすけはさすが中学生。力が発揮できるようになってきている。
なので「真ん中」の8級も数本登り、7級にもチャレンジしていた。

妹のリノちゃん。被っている壁がなかなかこなせない
兄は出来ているのに自分が出来ないことが悔しくて仕方ない様子。
兄と自分の違いをそろそろ認識する時期かな~
あと、悔しいのは分かるけど、泣きながらでも良いから練習すること。
出来ないことを出来るようにするには、自分が頑張って練習するしか方法がないんだよ

たけくんはずっとトライしている11aの長ものがレッドポイント出来た
5級にトライしていたが頭打ちになってしまったため、目先を変えてトライしていた課題だ。
レッドポイント後、5級のボルダー課題に戻って再トライしてみたらなんだか良い感じ
これならまた、5級にチャレンジできそうだね。

しいちゃんは被っている壁が苦手。
なので「真ん中」の6級をやるよう促す。
確かに1本登っていたけど、あとはたけくんと一緒に11aをトライしていたみたいだゾ
楽なほうに逃げないで、そろそろ本気で苦手克服を頑張ろう