FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>チームFCC合同練習会

2009-12-10 11:41:33 | クライミングレッスン報告
11月21日(土)

午後3時からは毎月行っているチームに所属している子供たちの練習会。
通常は別々にレッスンを受けているが、月に1回3時間みっちり登ってもらおうというもの。私のほうもいろいろと実験的なことをやらせてもらっている。今日はコーヘイがインフルでお休み それをみんなに告げると、「コーヘイでもインフルになるんだ~」と、みんな妙に感心していた。

今日のテーマは11月29日に行われるキッズコンペに向けての準備。メンタル面での試みを、大会の模擬的状況の中で実施してもらった。チームの中ではりんちゃんだけがトップロープでの出場としている。前回初出場の東京カップでリードで出たのだが、その時の恐怖心が尾を引いているらしい。その後もルートを嫌がる状況が続いており、今微妙な時なのだ。なので、今回は無理せずトップロープでのエントリーを許可した。

レッスン前のミーティングで今日のメンタルの処理の仕方を説明し、その後実技へ。みんながまだトライしていないルートを選び、大会と同様オブザべタイム、コールゾーンでの待機を経験してもらう。オンサイトなので仲間の登りは見られない。後ろを向いて待っていてもらうが、その間最初に説明したメンタルでの心の持って行き方を意識してもらう。1本目、ショートウエーブの10c。りんちゃんだけはトップロープでのトライを許可。みんな良い集中を見せて、全員が余裕でオンサイトした 2本目。今度は少し手ごたえのありそうな奥壁の緑■。ここはトップロープがないので、りんちゃんにはオブザべのみ参加してもらい、登りはトップロープで前回1テンだった10dにトライしてもらうことにした。オブザべは全員必死の本気モード 実際のトライになった時、りんちゃんが「私もリードでこれやります。」と申し出た
結果、とても攻めのある良い登りでこちらも全員オンサイトなかなか良いメンタルの状況を作れていた これが本番でも出来ると良いね。りんちゃんも大きな前進だったね


<レッスン日誌>レベルアップレッスン

2009-12-09 12:02:08 | クライミングレッスン報告
11月21日(土)

午前中はたくみ君とまいちゃん。
ものすごく久しぶりのクライミングとなる2人。2人の希望でプライベートレッスンとする。

夏休みから間があいてしまっていたので、かなり忘れてしまったかな?と思いきや、手がすぐに痛くなってしまうこと以外はなかなか調子が良い。
さすがにアウトサイドフラッグなど少し高度なテクニックになると正確に出来なくなるが、これまでさんざん練習してきた基本中の基本の動きはかなり記憶として定着している様子
ボルダリングでは新しく変わった壁でピンクから白にトライし、たくみ君は5~6個、まいちゃんは4個登れた
ルートも久しぶりということで、1本目は二人とも5.7を選んだが、かなり余裕で登った。体力もついてきたんだね 簡単なルートで良いからたくさん登ろう、というのが今日のテーマだったので、1人につき2本は登ってもらうことに。高いところが怖いたくみ君は同ルートを2回。2回目は大分落ち着いて登れていた。ルートが得意なまいちゃんは「チャレンジしたい」と言うので100度壁の10a黄色■にチャレンジ途中で落ちそうになりながらも良く頑張って一撃で登ったすごいぞ

それにしても、今日のまいちゃんはハイテンションで、登りながらも順番待ちのときでも、ず~~っとおしゃべりしていたね


ユイト近況報告

2009-12-08 12:17:56 | クライミングレッスン報告
ニュージーランドに行っているユイトのお父様から、近況のお知らせをいただきました
以下に紹介させていただきますね

夏めいてきて、アウトドアクライミングの季節です。
本日も、クライミングチームの遠征(?)で、市内から1時間半弱
かかるキャッスルヒルというボルダリングの名所に行ってきました。
チーム独自の40何カ所からなる課題を全部回るというサーキット
が設定してあって、子どもたちは夢中で登っていました。

結局、意図せずして、素晴らしいクライミング環境に出会えたこと
は、ニュージーランド滞在の最大のボーナスだったと思います。

ユイトは、どれくらいかは分かりませんが、着実に上達しています。
1月なかばには帰国しますので、またよろしくお願いいたします!


ユイトが帰ってきたら、また一緒に登るのが楽しみだね



神奈川ジュニア強化事業 

2009-12-07 19:13:46 | クライミングレッスン報告
神奈川山岳連盟のジュニア強化事業として、
強化選手の体格形態及び運動機能測定を神奈川工科大学のT教授のもとで行いました。
1泊2日の合宿も兼ねた医科学サポート事業だったのですが、私は仕事の都合で昨日のみの参加とさせていただきました。

昨日は、肩周りや股関節周り、手指等の関節可動域の測定及び体格の測定により、トレーニングによる体格への影響を調べたり、30秒のペダリングによる無酸素性パワーテストが行われました。これは十分な酸素供給が出来ない中でどれほどパワーを出し続けられるか、という持久力を見るためのものだそうです。
最終的な「強さ」とは、こうした無酸素の中でどれほどパワーを出し続けられるかにかかわることを考えれば、クライミングにおいても他の競技同様、こうした測定やトレーニングが重要であることを改めて再認識しました。

中1から高3までの5名の選手たちはそれぞれ今の全力を出し切って測定値を伸ばしていました
今の自分を知ることが強化の第一歩です。3月のサポート事業時に今回の測定結果のフィードバックが行われるとのこと。私も、この大切な資料を今後の強化のトレーニングメニューに活かしていくように頑張ります

↓無酸素性パワーテスト前


↓テスト後


<レッスン日誌>ビッグロックスクール・ルート館 11月

2009-12-05 22:18:09 | クライミングレッスン報告
11月18日(水)

今日は体験の人が2人来て、かなり賑やかだ。
基本練習も大騒ぎ

ルートをひとり2本は登ってもらおうと思っていたのだが、1本ずつしかできなかったね。
でも、しゅん君、オガ、ゆーた君はみんな5.9を登った
yuiはリードだと力が入ってしまって上手く登れないので、しばらくトップロープで登ってもらうことにする。
カエデはいつもの赤■。
体験の人たちもそれぞれ1本ずつ登ってもらった。
男の子はうすかぶりの壁にチャレンジしたのだけれど、初めてでは少しきつかったかな?
女の子はスラブにチャレンジしてトップまで行けた。

終了後誕生会。今月誕生日を迎えるのはyuiとオガだ。
おめでとう 有意義な一年になりますように。そしてクライミングにも一生懸命取り組んでね