＜アウトドア日誌＞チームＦＣＣ9、10月アウトドア～小川山合宿～

9月19日～20日の3連休を利用して、クラブチームのアウトドア合宿を行った。

9月19日、一人参加の中学生のユイちゃん、りんちゃんを中野島でピックアップし、廻り目平を目指すが、ひどい渋滞
私たちの車は何とか時間通りに集合地に着いたが、他のメンバーの車も渋滞に巻き込まれ、大幅に遅れる
買い出しをすませ、廻り目平にやっと到着するも今度は駐車スペースがない
どうにか車を止め、テントを立てたらお昼を過ぎていた。

昼食を取り、今日は近場の「ビクター」という岩でボルダーをすることに。
ここは3級の「サブウエイ」というトラバースの課題がある。
トラバースである上に3級というグレードもチームメンバーにちょうど良いので、今日はこの課題を目標にしてもらう。

案の定「ビクター」は大混雑だったが、幸いトライしている人の多くが、いつもpumpで顔を合わせ、子供たちも何となく見知った人たちだったので大助かり
気持ち良く順番を入れさせてもらえたうえに、「ガンバ、ガンバ」と大声援をいただいたり、スポットにまわってくださったり
とても可愛がっていただきました。本当にお世話になりました

「サブウエイ」はりんちゃんが一抜けで完登　コーヘイ、ゴローちゃんと完登が続く。　ユイちゃんは細かい上に遠いホールに悩まされ、良いところまで行きながら今日は完登ならず。残念。


早めにボルダーを切り上げ、焚き火のための小枝を集めてテントサイトに戻る。

今日の晩御飯はクリームシチュー。かなりおいしく出来ました
焚き火では、みんなに人気だったゴローちゃんのししゃもがリクエストにこたえて今回も登場　おいしかったよ。今回はアルミホイルにくるんだ上に牛乳パックに詰めて焼きイモをしてみたら、とても良い感じに仕上がりました

＜レッスン日誌＞チームＦＣＣ練習会・9月

9月18日

月1回行っているクラブチームの練習会。
最初にミーティングを行い、明日からの小川山（廻り目平）合宿について打ち合わせを行う。

さて、今日の実技はボルダーから。アップを兼ねた基本ムーブの反復練習は、中級用に足やホールドを限定したり、
少し高度なテクニックを必要とするボルダー課題を毎回練習し、動きが滑らかに行えるようにしてもらう。
毎回同じ課題で落ちてしまう人は、是非自主連で克服しておいてもらいたい。
この課題は約1ヵ月レッスンの度に繰り返し、次の練習会の時に新しい課題に変えるようにして行きたい。

基本の後は2班に分かれ、ボルダーのチーム戦
カードで引いたムーブの技を使って班ごとに課題を作ってお互いに交換し、
その設定ムーブを使わずに相手の班の課題が登れたら勝ち、というもの。
今回はユイト、ゴロー班は「ヒール＆トウ」、一方のコーヘイ、りんちゃん、ゆいちゃん班は「ステミング」を使って課題作成。
なるべくその技を使わなければ登れないように知恵を絞る。
今回はお互いの班の技が破られることなく防衛成功。引き分けとなるところだったが、りんちゃんがただ一人、相手の班の作品を普通に完登出来たので、ポイントを稼ぎ、コーヘイ、りんの、ユイちゃん班の勝ちとなった

後半のルートは子供たち同士で組んで登る。小学生のゴロー、コーヘイ組は私のトップロープでの補助ロープ付きで、
中一方学生3人は私やコーヘイママがロープを握って万が一に備える。
墜落を止める練習もぼちぼちやり始め、大分ビレイも落ち着いて出来るようになってきた

中学生3人は、今後なるべく時間を合わせてレッスンに来れるとビレイの練習がいろいろと出来て良いのだけれど。
早くパンプのビレイテストを合格し、自分たちで登れるようになってほしいなぁ

ルートの成果はユイトがツナミの12bを1回のテンションでトップアウト、ユイちゃんがツナミの11bを2回のテンションで抜けた。コーヘイは一反木綿の11aをオンサイトして「簡単だった」とのたまい、ゴローちゃんもツナミの12a緑↑をハングの付け根までノーテンションで行けた。
そして、りんちゃんは奥壁の11a水色／をオンサイトした。

＜レッスン日誌＞ビッグロックスクール 9月2回目

9月15日

ビッグロックスクールの9月2回目。

ちびっこクラブのたけ君は赤テープ課題がスムーズに登れるようになってきた。
1年生の始めのうちは、習ったことや登った課題を記録するのに、ひらがな・カタカナが上手く書けずに記録を嫌がっていたが、近頃はそれも大分スムーズになってきた
今日はルート技術の「安全にテンションして降りる」項目を合格した

6時半からのスクールはルート館にて。
今日はカエデとりゅう君がお休みだった。3人と少ないので、ムーブ練習のコツをいつもより丁寧に教える。少しでも動きのコツをつかもうと見守るときのみんなの真剣な眼差しはなかなかのもの　こちらも教え甲斐があるというものだ。

ルート館の時はルートの技術習得をメインにしている。今日はユータとしゅん君がリードクライミングに入った。しゅん君はクリップの練習。一足先にリードに入っているユータは、今日はトップロープの補助輪を取って、ホンチャンリード　超緊張しながらも、見事リードで1つのルートを登りきったおめでとう一人前のクライマーの仲間入りだね。
ユータより遅れて入会したモトちゃんもトップロープの安全性テストを合格した

＜レッスン日誌＞ダムキッズスクール 9月1回目

9月14日

9月のダムキッズスクールの1回目。

体操とストレッチの後はすっかり定着した、ゲーム「どんじゃんけん」。
2チームに分かれ、2面の壁の左右にそれぞれのチームの陣地を決める。陣地から一人ずつトラバースをして行き、出会ったところでじゃんけん。
負けたほうはそこで降り、次の子が行く。勝ったほうはそのままトラバースを続け、相手の陣地を取ったら勝ち、というもの。
重心移動の練習のほか、じゃんけんのときには片手を離さなければいけないので、
安定した態勢を取ること、また将来リードに入った時のクリップ体制の事前練習にもなり、初心者や小さい子どもたちのレッスンではよく行っている。
以前は「自爆」（じゃんけんの前に落ちてしまうこと）する子が多かったが、近頃は上達してきて、トラバースが上手くこなせるようになってきた

一通り勝負がついたところで基本練習。スラブから垂壁を4種類の足技を練習しながらぐるぐるとまわる。それが済むと「正対」ムーブで登り降りをし、私が決めた課題を「側対」ムーブで登る。少し前まではここまでで大わらわだったがこちらも大分スムーズになってきたので、フラッキング（子供達には「片足けんけん」と言っている）とハイステップの乗り込み練習を入れることにした。
ちょっと悪いかな～？と思う課題も、練習を重ねてみんな何とかこなしていく。練習して、ちょっとでも出来なかったことが出来るようになると嬉しいよね

それが済むとみんなカードを引くのを楽しみにしている学習コーナー。カードの裏にムーブやホールドの種類が書いてあり、トランプのように1枚引く。そこに書いてある事項を学習して行くのだ。ホールド編の初級はみんなそろそろ覚えて来た
なので今日はムーブ初級編も。出て来たムーブは「バックステップ」。以前やったのだが、忘れている子が多かったので、復習だ。課題を作って登ったり、自分でそうなる動きを考えてみたりした。
いつも見ていて思うのは、子供たちは「自分で考える」ということが好きなんだなー、ということ。みんな嬉々としてあーだこーだとムーブを考え、「これは？」」「じゃ、これは？」とうるさいくらい。
こういう弾んだ気持ちで子供たちが取り組んで行ける環境を大切に、レッスンを組み立てて行きたい。

＜レッスン日誌＞レベルアップレッスン@pump2

9月10日（金）

午後6時半からともちゃん(中1）、ちかちゃん（小4）、リナちゃん（中2）の3人。
近頃金曜のこの時間はすっかりガールズタイムになってしまった。

フリークライミングは危険だから、女の子にはちょっと。。。という声をたまに聞くが、
危険回避のための理解と技術をしっかり身に付けたうえで、
身体のバランス感覚を磨き、全身を良く使えるようにトレーニングすれば、
力任せの男性よりも難しい課題が登れたりするのがこのスポーツ。
マイペースでの上達が可能なので、特に運動が嫌いになりがちな思春期頃には是非楽しんで関わってもらいたい。

そういう意味でも、楽しみながらコツコツと続けてくれているともちゃんとリナちゃんには、このスポーツの奥深い楽しみ方を是非知って行ってもらいたいものだ

さて、今日のレッスンでは、夏休みはクライミングをお休みしていたともちゃんは、もう一度今までの復習と体力作り　ちかちゃんは苦労していた100度壁の紺■5.9が登れた　大きな張りぼての出だしの処理が小さいちかちゃんには絶対的に遠く、ちかちゃんは「地獄のルート」と呼んでいたが、諦めずにずっとチャンレンジを続け、今日ついに完登したのだった　リナちゃんとともちゃんもショートウエーブの5.7を完登
頑張れた自分に喜びを感じていた