写真を語ろう from niigata

写真展や撮影会など、写真やカメラについて

「新・新潟市の巨木・巨樹・名木の写真展」のこと

2006-10-08 00:27:05 | 写真展
 新潟市の市民プラザ(NEXT21 6階)で写真愛好グループ五期会の写真展が開催されている。この写真展の特徴は、ひとつのテーマ「新・新潟市の巨木・巨樹・名木」に関する作品のみが展示されていること。普通のグループ展は、さまざまな被写体の作品が展示されることが多い。ひとつのテーマでの写真展は、そのテーマにより、写真好きの人でなくても、楽しめる内容となる。来年、日本海側で初の政令指定都市とのなる新・新潟市の歴史と自然を感じさせるタイムリーなテーマ設定である。

主催の五期会は、昨年は「橋」をテーマにしており、毎年、工夫した写真展を開催している。指導者は 写真家 筒場大山氏である。筒場氏というと、数年前、栃尾市美術館(現・長岡市)で開催した個展が思い出される。写真と絵画の要素を併せ持つ写真画を提唱し、屏風や掛け軸のような装丁の写真がすばらしかった。

実は、小生も以前に、巨木・巨樹・名木を被写体として追っていた。しかし、巨木を前にして感じた圧倒的な生命感とか迫力を、写真に表現することは最後まで、できなかった。
今日観た作品も樹木のそうした面を、表現していたかというと・・・?だった。
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MFカメラの修理報告

2006-10-06 19:17:27 | カメラ 機材
所有しているニコンFAのシャッターが不調で、どうしたものかと思っていた。実は、FAは知人から譲り受けたモノで、一度もフイルムを入れたことがない。カメラ屋の取次ぎで修理に出しても良いが、幾らかかるか不安だった。
 
 先日、偶然、インターネットで、新潟市内のニコンカメラ専門の修理店「本間カメラサービス」を見つけた。地方で、カメラの修理専門店は少なく、早速電話してみた。電話では、修理が可能か無理か分からないとのことなので、持って行くこととなった。
 結局、1万円+αで修理が可能とのことで、お願いした。1万円出せば、中古で別のカメラを買えると考えたが、店の主人らしき人に、調整済みのカメラは1万では買えないと説得された。
 
2週間ほどで、修理が済んだとの連絡が入り、引き取りにいった。独特の軽いシャッター音が、快調だ。調整とモルト交換で費用は、12,000円なり。ネガカラーフィルム1本とペンライトをおまけにもらった。 古いカメラを良い状態で所有するのも、けっこう大変なことかもしれない。
せっかくだから、バシバシ使ってやろうと思ったが、レンズが50mm1本しかなく、何を写したらよいものやら、悩んでしまっている。
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ちばしげお氏のこと

2006-10-05 21:00:29 | フォトグラファー
 以前にも書いたが、新潟県庁18階が展望ギャラリーになっている。そこで今、ちばしげお氏の「弥彦山ファンタジー写真展 弥彦山36景」が開催されている。ちばさんのプロフィ-ルは弥彦山自然写真撮影者となっている。たしか数年前に、まだ若いのに公務員を辞めており、いま本業が何なのか分からない、ちょっと謎めいた人だ。

 ちばさんは、8月のお盆の頃、長岡市美術センターで「弥彦山周辺生物写真展 植物と昆虫100作品」をやったばかりなのに、今年、3回目の個展の開催だ。写真にかける熱意は、半端じゃない。前回の個展では、「カタクリの花に留まるギフチョウ」といった秀逸な作品もあったが、ただ野草を写しただけの退屈な写真もあった。ひとつのテーマで、100ものレベルの高い作品をそろえることは、とても困難なことに違いない。

 今回の弥彦山36景は、36の作品の視点が一定しており、四季折々の弥彦山が美しく捉えられている。あまり、風景写真を好まない小生だけど、ウ--ンと、うなってしまった。数年前から、ちばさんの写真を観させてもらってきたが、随分、うまくなったものだと思う。
写真に興味のある方には、一見してもらいたい。10月末までやっている。
ちばさんの今後の活躍を期待したい。
コメント (2)
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MF(マニュアルフォーカス)カメラの行方

2006-10-03 21:07:27 | カメラ 機材
ここ数年、小生のところに、ちょっと古いMFカメラが集まってきている。
(集まってきたカメラたち:ヤシカエレクトロ35、キャノネットQL17(2台)、ニコンFA、キャノンAV-1、ペンタックスP30、ペンタックスME、ペンタックスSP)
ペンタックスMEとSPは、試し撮りしているうちに壊れてしまった。たぶん修理不能。それ以外は、とりあえず動く。ほかにニコンF3とオリンパスOM4Tiを一時、預かっている。
 カメラ好きな小生なら喜ぶだろうと知人が、提供してくれものだ。ほとんどが、土木・建設の事業所で記録用に使っていたカメラで、不用となったものだ。機種をみると分かるとおり、お宝的な価値のあるものはない。
 ヤシカエレクトロ35はたぶん未使用品で、義父が、聖籠町の海岸から拾ってきたモノだ。電池アダプターに3,000円ほど掛かったが完動品、写りもなかなかだ。コンパクトカメラ?としては大きく重く、存在感があってかっこいい。
 今、AFどころかデジタルが当たり前となって、あちこちに眠っているMFカメラは、相当数に上るはず。所有者が大切に保管していればよいが、いろんなところで、どんどん廃棄されているのではないかといらぬ心配をしている。 

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