ほんとうは発売日の前日にフライングしてFoZZtoneの『The Sound of Music』を買った。
7月14日だからもうかなり日数は経ってしまったよね。
でも、丁寧に聴いて
丁寧に自分の感じたことを書こうって思ってたから
なかなかタイミングが掴めなかった。
忙しい時間の中で書く事は
これだけ思いの詰まったアルバムに対して
申し訳ない気がしたから。
それに渡會さんがセルフライナーノーツを
ブログに書いてたから、とりあえず
それがすべて書かれるまでは
待っておこうって思っていた。
渡會さんはセルフライナーノーツを
書くのが好きな人なんだと思う。
今までの曲とかも
どこかで彼のセルフライナーノーツを
見た気がするもの。
そして、私はそれを読むのが大好きだ。
彼の独特の文体で
まるでエッセイを読んでいるような
素敵な言葉たち
今回のブログにつけたタイトルの
「Nowhere man」という曲は
このアルバム『The Sound of Music』には
ないけれど
私は「Rainbow man」という曲の英詩から
この曲を思い出した。
知ってるかなぁ~ビートルズの「ラバーソウル」という
アルバムに入っているこの曲。
そうあの「ノルウエーの森」も入っているアルバムに
この曲は入っている。
どこかできっと聴いたことがある曲だから
聴いたら「あ~これか~」って思う。
もちろん私はビートルズの活動してたときは
知らないので、ライブ映像もちゃんと
本当は見たことがない。
でも、この曲を聴くと
なんかエンディングの曲のようなイメージがした。
これでショーは終わりだよ~っていう感じ。
内容はぜんぜん違うけどね。
あくまでイメージ。
日本のタイトルが「ひとりぼっちのあいつ」
なんてついてたりするけど。
今スペルを見てて
Nowhere manって
No whereとも
Now hereとも分けられるな~って
この分け方でぜんぜんイメージが変わるよね。
どこでもない
と
今ここにいる
私は今ここにいる方が好き
って勝手な解釈の妄想に入ってしまったので
また現実に戻らないとね。
で、「Rainbow man」の方のインスト部分は
懐かしい感じだ。そう昔のロックの感じ。
クイーンの初期とかそれこそビートルズとかの
ギターだなぁ~って。
今回昔のロックをリスペクトしたアルバムっていう
ような事を聞いて、80年代ぐらいのイメージを
抱いていたんだけど、それよりはるかに昔の
もしかして60年代だったの?っていうぐらいの
曲が多かったように思う。
おそらく、彼らの父上や母上の世代の音楽っていうのか。
私はその時代現役ではなかったけれど、誰でも
やっぱりロックを聴くようになったら
さかのぼってビートルズとか聴くよね。
ビートルズと同様に英語の先生とかが
オススメしたり、聴かせてくれたりしたのが
サイモンとガーファンクルとか
ビージーズとかで
今回のこのフォズのアルバムには
それらの遺伝子が溢れてて
ちょっとびっくりした。
ギターの旋律や
ドラムのリズムの刻み方とか
ベースの入れ方とか
それこそ歌い方とかが
その時代を受け継ぐというか
再現しているようだった。
でも、そこに今があって。
それがすごいな~って。
オープニングのインストナンバーの
「パンデミック」は短いけど
すごく透明な音で
心にきれいな水が流れて行くような
自分を水面に写すような
素敵な曲だ。大好きだ。
そこから「音楽」に繋がっていくところが
また「ホロっと」きてしまうところ。
やっぱりイメージはイギリスだ。
その次の「NAME」はまた好きな曲だ。
クイーンのレコードを聴いた事が有る人なら
わかると思うけど、
クイーンは1つの曲のエンディングが
次の曲のオープニングに繋がっていき
どこで切っていいかわからないし、
ある意味ずっとアルバムの曲は
繋がっていく感じだった。
この「音楽」から「NAME」へ行くときは
まさにこのクイーンスタイルだった。
すっごいなフォズって思った。
「NAME」という曲は絶対に渡會将士っていう人しか
作れない曲だ。歌い方も独特で
空気に声を振るわせる感じで
メロディに声が同化していくように
言葉の入れ方もすごいって思う。
メロディ展開も素敵で
どういう発想の頭をしているのか
彼の思考をのぞいてみたいって思った。
映画の「マルコヴィッチの穴」みたいに。
shine a lightっていう言葉が入ってくるけど
これってやっぱりローリングストーンズを
頭に描いていたのかな?
今回のアルバムの歌のあちこちに
いろんなアーティストへのリスペクトが
隠れているのが音楽大好き人間の私には
楽しいし、渡會さんと同じ音楽が
好きなのもうれしい。
「死んだというのは聞かないが」
の歌詞に出てきた「迷いアザラシ」で
少年アシベのゴマちゃんを思い出したのは
私ぐらいかな?
ここにはダコダハウスも出てきて
それはやっぱりジョン・レノンで。
みんな結局音楽の中で生きているんだよね。
「JUMPING GIRL」のギターが好きだ。
歌詞の感じも60年代から70年代の
洋楽のスタイルに近い感じで
わざとそうしているんだろうなぁ~って
とにかく、こういうギター好き。
あらためて竹尾さんのギターに惚れてしまった。
「Rainbow man」は先にも触れたけれど
どこかビートルズの香りやあるいは
サザンロックの香りもする。ギターがまた
やっぱりすごい。
「School」はドラミングのインパクトのある曲で
この歌詞にもsound of silenceとか
Scarborough Fairとかまさにサイモンとガーファンクルの
曲のタイトルが入っていて、好きなんだろうなぁ~って。
なつかしいイントロも入っていたし。
イエローモンキーにもこういうイントロあったなぁ~。
イエモンをリスペクトしてるのか
イエモンがリスペクトしてた音楽をリスペクトしてるのか。
ちょっとわかんないけど、どちらも大好き。
「NIRVANA UNIVERSE」
なんかせつない、どこか忘れてた昔のシーンが
浮かぶようなメロディが今のフォズと組み合わされて
かっこいい曲になっている。
セルフライナーノーツにもあったけど
サイモンとガーファンクルの「冬の散歩道」の
メロディが入ってて、その入れ具合がいい感じ。
♪いざとなれば独りきりを選ぶだろう
っていう歌詞が心に響いた。
自分の音楽を貫くために時代に流されないぞっていう
決意みたいなものを感じた。
「ホールケーキ」はビートルズ的でもあり
ビージーズ的でもある曲で、やっぱりイギリス的な音楽。
「I play the guitar」
G→C→Dのコードのくりかえしで
簡単なコードを弾いて練習したギター始めたころを
思い出して書いたのかな?その合間に
ディープパープルやヴァンへイレンの有名なギターソロを
入れるあたりがまたやってくれたな~って感じ。
この2バンドを入れるのがよけいに初々しいギター少年時代を
表現しているよね。だいたいギター始めたときに
この2つをコピーするものね。
そこから「ワンダーラスト」へ行くと
現代に引き戻された感じで
この曲からは今を感じる。
♪変わる~という言葉がくりかえし出てくるんだけど
そこがなんかメリーゴーランドのようなイメージで
浮かんでくるんだよね。私だけかなやっぱり。
「シンガロン」という曲は甥っ子を思って書いたそうだけど
♪いつかロンドンへいこう
っていう歌詞があるんだけど
やっぱり渡會さんはロンドンに行ったことがあるのかな?
それともすごく行きたい場所なのかな?
あの「新学期の怪人」のストーリーから感じたように
彼にはロンドンの空気があって
それが私にロンドンを思い出させる。
♪ああ~別のタクシーに~っていうところは
どこか くるりを思い出す。
エンディングのインスト部分が
これがまた昔風で新しい感じがした。
日本盤のみボーナストラック
と書かれている「のぞみ」
これは洋楽のアルバム風にしたとのこと。
こういうところがまた好き。
CDのデザインも「音楽」のときと同じに
ビートルズのアルバム風にParlophoneが
やっぱりあって、いい感じ。
「のぞみ」はやっぱり日本の風景を描いているからか
日本の空気しか感じない。海外のアーティストが
描く日本っていうイメージなのかな?
今回のアルバムの写真は塁さんだったんだね。
The HIATUSやNothing's carved in stoneを
撮っている橋本塁さん。
彼はロックテイストな写真だけじゃなく
絵画的な写真も撮るんだね。彼の写真も大好き。
全体的に古き良き時代のロックを描いている
イメージのアルバムだった。
こんなにさかのぼっちゃった~っていう
驚きは最初はあったけれど、
ここまでやると
男前すぎて、他のバンドはきっとマネできないな~って。
これならお父さんやお母さんの世代にも聞いてって
言えるし、10代前半の子にも聞いてって言える。
良質なロックで、
きれいな言葉が溢れている。
簡単な英語だけど
私の大好きな言葉が溢れている。
そういえば
「NAME」に出てくる
suddenlyも中学のときにビートルズの
「Yesterday」で覚えたなぁ~って。
何度も聴くたびに
味がでてくるアルバムだ。
聞くたびに発見のあるアルバムで
いろんな曲が隠れていて
なんだか宝さがしをしているみたいに
なってきて、楽しい。
ワンマンライブがすごく楽しみだ。
7月14日だからもうかなり日数は経ってしまったよね。
でも、丁寧に聴いて
丁寧に自分の感じたことを書こうって思ってたから
なかなかタイミングが掴めなかった。
忙しい時間の中で書く事は
これだけ思いの詰まったアルバムに対して
申し訳ない気がしたから。
それに渡會さんがセルフライナーノーツを
ブログに書いてたから、とりあえず
それがすべて書かれるまでは
待っておこうって思っていた。
渡會さんはセルフライナーノーツを
書くのが好きな人なんだと思う。
今までの曲とかも
どこかで彼のセルフライナーノーツを
見た気がするもの。
そして、私はそれを読むのが大好きだ。
彼の独特の文体で
まるでエッセイを読んでいるような
素敵な言葉たち
今回のブログにつけたタイトルの
「Nowhere man」という曲は
このアルバム『The Sound of Music』には
ないけれど
私は「Rainbow man」という曲の英詩から
この曲を思い出した。
知ってるかなぁ~ビートルズの「ラバーソウル」という
アルバムに入っているこの曲。
そうあの「ノルウエーの森」も入っているアルバムに
この曲は入っている。
どこかできっと聴いたことがある曲だから
聴いたら「あ~これか~」って思う。
もちろん私はビートルズの活動してたときは
知らないので、ライブ映像もちゃんと
本当は見たことがない。
でも、この曲を聴くと
なんかエンディングの曲のようなイメージがした。
これでショーは終わりだよ~っていう感じ。
内容はぜんぜん違うけどね。
あくまでイメージ。
日本のタイトルが「ひとりぼっちのあいつ」
なんてついてたりするけど。
今スペルを見てて
Nowhere manって
No whereとも
Now hereとも分けられるな~って
この分け方でぜんぜんイメージが変わるよね。
どこでもない
と
今ここにいる
私は今ここにいる方が好き
って勝手な解釈の妄想に入ってしまったので
また現実に戻らないとね。
で、「Rainbow man」の方のインスト部分は
懐かしい感じだ。そう昔のロックの感じ。
クイーンの初期とかそれこそビートルズとかの
ギターだなぁ~って。
今回昔のロックをリスペクトしたアルバムっていう
ような事を聞いて、80年代ぐらいのイメージを
抱いていたんだけど、それよりはるかに昔の
もしかして60年代だったの?っていうぐらいの
曲が多かったように思う。
おそらく、彼らの父上や母上の世代の音楽っていうのか。
私はその時代現役ではなかったけれど、誰でも
やっぱりロックを聴くようになったら
さかのぼってビートルズとか聴くよね。
ビートルズと同様に英語の先生とかが
オススメしたり、聴かせてくれたりしたのが
サイモンとガーファンクルとか
ビージーズとかで
今回のこのフォズのアルバムには
それらの遺伝子が溢れてて
ちょっとびっくりした。
ギターの旋律や
ドラムのリズムの刻み方とか
ベースの入れ方とか
それこそ歌い方とかが
その時代を受け継ぐというか
再現しているようだった。
でも、そこに今があって。
それがすごいな~って。
オープニングのインストナンバーの
「パンデミック」は短いけど
すごく透明な音で
心にきれいな水が流れて行くような
自分を水面に写すような
素敵な曲だ。大好きだ。
そこから「音楽」に繋がっていくところが
また「ホロっと」きてしまうところ。
やっぱりイメージはイギリスだ。
その次の「NAME」はまた好きな曲だ。
クイーンのレコードを聴いた事が有る人なら
わかると思うけど、
クイーンは1つの曲のエンディングが
次の曲のオープニングに繋がっていき
どこで切っていいかわからないし、
ある意味ずっとアルバムの曲は
繋がっていく感じだった。
この「音楽」から「NAME」へ行くときは
まさにこのクイーンスタイルだった。
すっごいなフォズって思った。
「NAME」という曲は絶対に渡會将士っていう人しか
作れない曲だ。歌い方も独特で
空気に声を振るわせる感じで
メロディに声が同化していくように
言葉の入れ方もすごいって思う。
メロディ展開も素敵で
どういう発想の頭をしているのか
彼の思考をのぞいてみたいって思った。
映画の「マルコヴィッチの穴」みたいに。
shine a lightっていう言葉が入ってくるけど
これってやっぱりローリングストーンズを
頭に描いていたのかな?
今回のアルバムの歌のあちこちに
いろんなアーティストへのリスペクトが
隠れているのが音楽大好き人間の私には
楽しいし、渡會さんと同じ音楽が
好きなのもうれしい。
「死んだというのは聞かないが」
の歌詞に出てきた「迷いアザラシ」で
少年アシベのゴマちゃんを思い出したのは
私ぐらいかな?
ここにはダコダハウスも出てきて
それはやっぱりジョン・レノンで。
みんな結局音楽の中で生きているんだよね。
「JUMPING GIRL」のギターが好きだ。
歌詞の感じも60年代から70年代の
洋楽のスタイルに近い感じで
わざとそうしているんだろうなぁ~って
とにかく、こういうギター好き。
あらためて竹尾さんのギターに惚れてしまった。
「Rainbow man」は先にも触れたけれど
どこかビートルズの香りやあるいは
サザンロックの香りもする。ギターがまた
やっぱりすごい。
「School」はドラミングのインパクトのある曲で
この歌詞にもsound of silenceとか
Scarborough Fairとかまさにサイモンとガーファンクルの
曲のタイトルが入っていて、好きなんだろうなぁ~って。
なつかしいイントロも入っていたし。
イエローモンキーにもこういうイントロあったなぁ~。
イエモンをリスペクトしてるのか
イエモンがリスペクトしてた音楽をリスペクトしてるのか。
ちょっとわかんないけど、どちらも大好き。
「NIRVANA UNIVERSE」
なんかせつない、どこか忘れてた昔のシーンが
浮かぶようなメロディが今のフォズと組み合わされて
かっこいい曲になっている。
セルフライナーノーツにもあったけど
サイモンとガーファンクルの「冬の散歩道」の
メロディが入ってて、その入れ具合がいい感じ。
♪いざとなれば独りきりを選ぶだろう
っていう歌詞が心に響いた。
自分の音楽を貫くために時代に流されないぞっていう
決意みたいなものを感じた。
「ホールケーキ」はビートルズ的でもあり
ビージーズ的でもある曲で、やっぱりイギリス的な音楽。
「I play the guitar」
G→C→Dのコードのくりかえしで
簡単なコードを弾いて練習したギター始めたころを
思い出して書いたのかな?その合間に
ディープパープルやヴァンへイレンの有名なギターソロを
入れるあたりがまたやってくれたな~って感じ。
この2バンドを入れるのがよけいに初々しいギター少年時代を
表現しているよね。だいたいギター始めたときに
この2つをコピーするものね。
そこから「ワンダーラスト」へ行くと
現代に引き戻された感じで
この曲からは今を感じる。
♪変わる~という言葉がくりかえし出てくるんだけど
そこがなんかメリーゴーランドのようなイメージで
浮かんでくるんだよね。私だけかなやっぱり。
「シンガロン」という曲は甥っ子を思って書いたそうだけど
♪いつかロンドンへいこう
っていう歌詞があるんだけど
やっぱり渡會さんはロンドンに行ったことがあるのかな?
それともすごく行きたい場所なのかな?
あの「新学期の怪人」のストーリーから感じたように
彼にはロンドンの空気があって
それが私にロンドンを思い出させる。
♪ああ~別のタクシーに~っていうところは
どこか くるりを思い出す。
エンディングのインスト部分が
これがまた昔風で新しい感じがした。
日本盤のみボーナストラック
と書かれている「のぞみ」
これは洋楽のアルバム風にしたとのこと。
こういうところがまた好き。
CDのデザインも「音楽」のときと同じに
ビートルズのアルバム風にParlophoneが
やっぱりあって、いい感じ。
「のぞみ」はやっぱり日本の風景を描いているからか
日本の空気しか感じない。海外のアーティストが
描く日本っていうイメージなのかな?
今回のアルバムの写真は塁さんだったんだね。
The HIATUSやNothing's carved in stoneを
撮っている橋本塁さん。
彼はロックテイストな写真だけじゃなく
絵画的な写真も撮るんだね。彼の写真も大好き。
全体的に古き良き時代のロックを描いている
イメージのアルバムだった。
こんなにさかのぼっちゃった~っていう
驚きは最初はあったけれど、
ここまでやると
男前すぎて、他のバンドはきっとマネできないな~って。
これならお父さんやお母さんの世代にも聞いてって
言えるし、10代前半の子にも聞いてって言える。
良質なロックで、
きれいな言葉が溢れている。
簡単な英語だけど
私の大好きな言葉が溢れている。
そういえば
「NAME」に出てくる
suddenlyも中学のときにビートルズの
「Yesterday」で覚えたなぁ~って。
何度も聴くたびに
味がでてくるアルバムだ。
聞くたびに発見のあるアルバムで
いろんな曲が隠れていて
なんだか宝さがしをしているみたいに
なってきて、楽しい。
ワンマンライブがすごく楽しみだ。