HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

岩崎慧12番勝負~第5番 at Osaka Cafe Room vs 渡會将士(from FoZZtone)☆パート2 岩崎慧編

2012年12月12日 | セカイイチ
12月2日(日)
この日のイベントはセカイイチの岩崎さんがいろいろなゲストを迎えて歌い合うイベントで
今回はFoZZtoneの渡會さん登場となりました。

岩崎さんだけのソロワンマンとかに行ったことがあるので
彼の歌の魅力というのは十分承知なのではありますが
行く度にさらにその歌に惚れ込んでしまうのです。

今回は岩崎クエストと称して
彼がこういう世界に入るきっかけやら
入ってからやら
いろいろなお話を交えてのライブでした。

今までざくっとしか知らなかった彼の過去を
知ることができてなんか得しちゃった気がします。

<セットリスト>

聞いてますか?お月様
シルクハット
今日あの橋の向こうまで
ふりだしの歌
石コロブ(少し)
people get ready
ソフトフォーカス
RAIN/THAT/SOMETHING
解体新書
バンドマン

まずは中学の頃からの友達の話になって
その友達は斎藤和義さんのファンで
いっしょにギターで練習してたそう。
で、その友達に自分が斎藤さんといっしょに
撮った写真を渡したという話もされました。

で、高校を途中でやめてとにかく
全国を回ろうととにかく路上とかで
歌ってその日に得たお金で寝泊まりしてたという
話をしてくださいました。

福島に行ったときにお世話になった
バーのママさんにこの間久しぶりに
会いに行ったという話も出ました。

そのママさんが海外に行け!と
アドバイスを下さったそうです。

その海外行きはメジャーデビューしてすぐに
実現させたそうですが、それはあとでまた書きます。

で、全国を回ったあとに今のセカイイチのドラマーの
吉岡さんに出会って、そこでふたりでどんなバンド名にするかで
「すりガラスズ」で最初はやることになったそうです。
俺たちすりガラスみたいだなってことからついたみたいです。
今は無くなりましたが、昔よしもとが音楽にも力を入れたときがあって
ベイサイドジェニーというライブハウスが大阪にありました。
そこで活動していたそうです。
当時岩崎さんはAVの会社でアルバイトしていたそうですが
そのときに時間が結構あっていろいろ曲ができたそうです。

その当時に出したインディーズアルバムに入れた曲を
最初3曲もやってくれました。

16年ぶりとかにやったそうで
そういうのに遭遇できて私は幸せでした。
シルクハットはそのアルバイト中にできた曲だそうです。

今日はあの橋の向こうまでという曲は
彼が住んでいた近くに石津川っていうのが流れていて
そこを毎日歩く中でできた曲だそうです。
なぜか彼が住むところにはいつも川がそばにあるそうです。

the RIVERっていうブルース・スプリングスティーンの歌を
思い出しました。

岩崎さんはいつも弾き語りでも立って歌う方なのですね。
SOLEのときもそうでしたもの。

そういえば間で少しだけFoZZtoneの「音楽」を歌ってくださいました。
「だって好きなんだもの」って

ふりだしの歌はセカイイチのデビュー曲だということで
歌ってくれたのですが、このデビューしたてのときに
「ちょっとアメリカに行って来るわ」って一ヶ月ぐらい
アメリカ一人旅をされたそうです。
その間に、ロッキンオンジャパンの取材が入ってたのに
本人が日本にいなくて(急に決まったので本人は知らなかったそうです)
仕方が無くライターの方が音楽を聞いた感じを記事にされたそうです。
すごい新人さんだったのですね。

そのアメリカでのいろんな方とのセッションやらいろいろと
勉強になったそうです。そのときに歌った曲に
「People get ready」もあったそうで
これをハナレグミさんの日本語詩でのカバー版で歌われました。

そういえばこれってフォズのSOLEでも歌われましたよね。
みんながよく知っているのはジェフ・ベックバージョンですが
実はこれはカーティス・リー・メイフィールドの歌なのですよね。
ボブ・マーリーも影響を受けてたので、この歌の一部をONE LOVEに
使ったので、私が結構印象に残っているのはボブ・マーリー版なのでした。

でも、今回の岩崎さんのpeople get readyは独特の彼らしい歌い方で
それがすごく響きました。素晴らしい歌になりました。
本当のところ岩崎さんにはボブ・ディランの歌をやってほしかったです。
Blowin' the Windとか

石コロブはこんな曲もやってますってちらっとだけ
やってくれましたが、これは私の中ではセカイイチの最上級の代表曲だと
思っています。なにせ私とセカイイチとのファーストコンタクトの曲ですから。
がつんときた曲ですから。

岩崎さんも渡會さんのブログの愛読家のようで
「ゲッティの話」がすごく好きだそうで
その流れで、村上春樹のことを渡會さんが好きだからと
その名が出る「かいたいしんしょ」をやってくれました。
これは彼のソロCDに入っているのですが、
この曲は語り部的な感じというか
ある意味のヒップホップというか
言葉が川のように流れて来る曲なのです。
これをまた聞けて本当にうれしいです。

そうそうソフトフォーカスをやったあたりで
気分がいいから秘密のことを言おうかなと
いったん言おうとされたのに
突然、以前のファンの裏切り(?)を思い出されて
女子っていうものは~みたいなご自身曰く黒い自分が
登場されたわけで、「なんでみんな秘密だっていうのに
言っちゃうんだよ。」った話になりました。
みんな言わないって言って結局言うだろう?って

どうしたらいいんだ?ってことを訴えられてましたが
「信じる者は救われる」っていうことしか
私には浮かびませんでした。

でもすべての女子がそうだとは限りませんよ。
まあ、秘密のことなら秘密で何も触れなければ
害はどこにも及びませんので言ってしまえば
言わない事が一番ですね。

秘密の共有っていう楽しみは減りますが(笑)

あと私は口が堅いほうです(笑)

ソフトフォーカスの頃にはドリンクバーのところに
渡會さんも来られてて、そこから
「気持ちいい」とソフトフォーカスに賛辞を送られてました。

そうそうRAIN/THAT/ SOMOTHINGは今まで
彼の出演するライブに行ったときで聞かなかったことは
ありません。これも名曲ですよね。

渡會さんもライブ中に「今日雨降ってる?」「降ってた。」
「よかった。」っていう方なので雨が結構好きなんだろうなと
思うのですが、岩崎さんもそうなのかもしれませんね。

正直、私は雨はあまり好きではありません。
傘を持ち歩くのが嫌なのです。満員電車なんか最悪ですものね。
なのに過去に私が雨降りで傘をさしている二人の人を
ソフトフォーカスで撮った写真がとあるカメラ会社の写真コンテストで入賞したことがあるという
まさに雨と傘とソフトフォーカスに助けられている人なのであります。

FoZZtoneの歌にUmbrellaってあるので、まさに歌と絡んでます(笑)
その1枚の写真を撮ったことで、遠い昔からこの2バンドに出会う運命だったのかもしれません。

ラストの「バンドマン」は最初はやるつもりはなかったそうです。

でも10年バンドを続けてきて、続けて来たからこそこういう出会いがあって(渡會さんとかとの)
こうしてイベントをやっている今を思うとやっぱりこの曲を歌おうって思われたようです。
これはやっぱり毎回聴きたい名曲なので聴けて本当によかったです。

アンコールは渡會さんを呼んでのつばきフレンズの「光」をやってくれました。
この曲をまさか生で聴けるとは思っていなかったので、
「さいこう、サイコウ、最高!!It's great!, How wonderful!」ってな具合に
ハピネスな感情のうずまきを起こしてくれました。

岩崎さんのCDはすでに購入済みなので今回は買いませんでした。
(実のところ2枚もっているという)

この日は2年ぶりぐらい(いやもっと?)に会った友達と合流し、
その友達と会えたのもいい思い出となりました。
彼女と最初に会ったときに
「フォズをもっと広めないと」ってお互いに
あ~だこうだとライブ後に話したことが懐かしいです。
彼女は岩崎さんは初めてだったようなので
とても興味をもってくれたのでよかったです。
彼女はほんとうに音楽を好きな人だと思うので
そういうところがあまりライブとかで友達を
作らないというかほとんど作らない私が
珍しく友達になりたいと思ったゆえんです。

またいつかいっしょにライブが見れたらいいなと
思っています。

ということで長々と書いたのを読んでくださったかた
ありがとうございました。

また是非このふたりのイベントを開催してほしいです!




コメント
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