2013年1月14日(祝・月)成人式の日。
大阪は雨のちくもりのち雨
SEKAI NO OWARIの「ENTERTAINMENT」
ライブハウスツアー
ホールツアー
そして
アリーナツアーをすべて行ったことになるなって今日思った。
いつもながら、そんなにアーティストのHPを見ないので
(って忙しい日々に追われ過ぎているのもあるのだけど)
とにかく、ライブはいつか?っていうのだけを
好きなバンドに関してはチェックしている感じなんだ。
ゆえにどういう過程で「ENTERTAINMENT」っていうタイトルのツアーが
ライブハウスからアリーナまで行われたのか知らない。
でも、そういう理由を聴かないからこそ感じる事もあるんじゃないかと
大阪でのアリーナツアー初日に思った。
大阪城ホールが初日だったんだけれど、
ソールドアウト!
だいたい11000人強は入る場所だ。
そこを埋めちゃうっていうのは本当に凄いことだと思う。
大阪城ホールといえばイエローモンキーや
海外ではオアシスを見たことがあるけれど
かなりの規模の場所だ。
そんな場所をデビュー一年ほどで彼らは満員にした。
初日なのでもちろんセットリストとか
ステージの様子とかは書かない。
じゃあ何を書くの?ってことになるけれど
今日は見ながらいろいろ思ったんだ。
席はスタンド席だったけど
結構よく見える場所だった。
大阪城ホールにして今までで一番いい席だったかな?
まず、大阪でしかしないであろうMCについて少し触れる。
なかじんは滋賀にいとこがいるのは前の滋賀でのホールでの
ライブのときに言ってたけれど、その彼に大阪おいでよって
言ったら、3日程前に「成人式だから行けない」って
連絡があったという話から「成人式には出た方がいいよ。」って
いう展開になった。
会場にも新成人が何人もいて
「おそいよ~!」って成人式に出ずにライブに来た人もいたんだろうね。
そういうなかじんは出てないそう。
ちょうどCLUB EARTHをみんなで作っていたときでペンキぬりしつつ
まだ大学生だからテストの時期だからテスト勉強もしなくちゃいけなくて
「成人式なんて行ってられるか」って思ったそう。
英語がやばかったんだって(笑)
でも、私も出てない人間なので成人式出なかったからって
人生が何か変わることもないし、出た人はそこで何かを得ただろうし
出なかった人はその人がいた場所で何かを得たと思う。
なかじんはそこで音楽の基盤を作ったわけだし。
私もまったく出なかったことの影響はなく
むしろその日の友達と過ごした時間が楽しかった。
まあ、ステージにかかわるMCについては書かないけど
今回のアリーナツアーに参加して、
まずグッズを買いに行ったときに感じたのは
私が今、中学生や高校生ならうれしいだろうな~っていう
グッズがたくさんあった。
お弁当箱やパスケース。
トートバッグや福リュック。
まあ、福リュックは行ったときはソールドアウトだったけどね。
今日思ったのは
今、SEKAI NO OWARIに出会った中高生はしあわせだなってこと。
ステージを見て思ったんだけれど
ロックというカテゴリーであっても、昔はこういうステージを
展開してくれたなって。
まあ、それは洋楽に限るというか私は洋楽しか見てないから
わかんないんだけれど、クイーンやKISSなどのバンドが
やってくれてたこと、あるいはステックスやKATE BUSHが
やってくれてたことをいつの間にかロックバンドあるいは
アーティストはしなくなっちゃったなって。
ロックは反体制で、あまりキラキラしたらだめなんだっていうような
風潮がどこからかでてきて、シンプルに演奏と歌だけで
観客を引き寄せないとっていうスタイルが多くなってきた。
もちろん、キラキラした演出をするバンドもまだまだ世界に
いるだろう。ただ、日本でそれをするとポップミュージックと
交わり、それこそ倖田來未とかジャニーズとかそういうジャンルに
いくのかみたいな誤解を受けかねない。
別にポップミュージックを否定するわけでもなく
その良さも知っている。
でも、ロックにもそういうバンドがいていいと思っている。
特に10代のこどもたちにそういうバンドがいてほしい。
って誤解ないようにいうけれど
SEKAI NO OWARIの楽曲も演奏も歌もかなりレベルが高いし、
かなり年配の方にも納得して聴いてもらえると思う。
が、あえて10代にと思ったのは
見ていてキラキラしているし
わかりやすい言葉で綴られているし
歌いやすい楽曲であり、
メンバーの4人とも個性が光っていて
見ていても楽しい。
それでいて歌詞はとても社会的で
毒もいっぱい持っている。
いろいろなテーマを投げかける。
その歌詞を読みながら
10代ならいろいろ考えるだろう。
そういう音楽に若い時期に出会うことで
これから先、彼らは薄っぺらな音楽ではなく
人生の糧になるような音楽と出会える気がするし、
目や耳や心を鍛えて行けるような気がするんだ。
入門って言ったら怒られるかもしれないけど
10代だからこそ聴いて欲しい音楽だとほんと思った。
私が今10代なら
毎日彼らの曲を聴いて
「正義とはなんだろう?」
せいぎせいぎせいぎってやっぱり犠牲の中に成り立つものなのだろうか?
とかいろいろ考えて行くだろう。
「いじめ」とはなんだろう?と考えるだろう。
動植物を大事にしないといけないと感じるだろう。
って彼らは決して道徳を前面に出して歌う事はなく
むしろ、毒だらけの歌詞なんだ。
それをキラキラしたメロディで歌うから凄い。
でも、10代ならきっと深く深く聞き込むだろう。
そこで、この歌詞はこういうことかなって感じるだろう。
そういう歌に出会うことはほんとうに大事なんだ。
私がthe CLASHの「LONDON CALLING」に出会ったように。
デビューして約1年にしてアリーナを満席にした彼ら。
でも、この1年はいろいろ苦しかったんだろうなって
今日感じた。メジャーという世界は時に人を変えてしまうほどの
力もあるんだろう。
でも、彼らは変わりたくないってきっと強く思ったんだね。
今年一年は自分たちが思ったように歌うってことだと
深瀬くんが言ってた。
彼らの夢はずっと4人でいっしょに歌い続けて行くことなんだって。
会場で「レコード大賞最優秀アルバム賞おめでとう」と書かれた布が
ファンによって掲げられて、それを見て
深瀬くんがコンビニで店員さんに「おめでとうございます」って言われても
大賞じゃない分、ちょっと微妙な感じでっていうようなことを言ってた。
もちろん、会場のファンにはありがとうって笑顔で言ってたけれどね。
私といえば、ほんと申し訳ないけれど、まったく知らなかった。
賞をもらっていたんだね。
レコード大賞自体に興味がなくて、結果も見てなかった。
でも、賞なんてほんとうのところどうでもいいんだ。
ファンにとってはいつも一等賞であるのだから。
で、彼らはこの4人でこれからも音楽をやりつづける旅に出るんだね。
たまたま帰宅後見たNEWS ZEROでサラ・ブライトマンが言ってたけど
「夢は現実になるかはわからないけれど、それを実現しようとする
旅がほんとうは大事なんです。」って
深瀬くんが言ってたのと重なる部分があるなって思った。
4人で音楽をやることが大事なんだ。
このような今年の決意を語ったあとの深瀬くんは
よっぽど去年が大変だったのか、歌い始めに
ちょっと詰まった。涙が出そうだったのかもしれない。
ぐっとこらえて歌い始めた。おもいっきり。
富と名声を夢にあげているなら大人たちの言うことを聞けばいい。
でも、そうじゃなければ自分たちのやりたい音楽をやり続けて行くのが
一番だ。アイドルみたいな真似をさせられそうになったら
「いやだ!」って言えばいい。
「なら、やめてもらうよ。」って言われればやめちゃえばいい。
いい音楽はいつでもどんな場所でも生き残って行くんだから。
今日のこんなでかいアリーナで彼らを見たのに
今日はなんだか出会ったころの小さなライブハウスの彼らが
戻って来た気がした。遠くに見えていた彼らが急に近くにまた
見えて来たというか。
ほんと不思議だね。
会場の広さじゃなくって心の問題なんだね。
これからも初心を忘れないで素敵な歌を歌い続けてくださいね!
大阪は雨のちくもりのち雨
SEKAI NO OWARIの「ENTERTAINMENT」
ライブハウスツアー
ホールツアー
そして
アリーナツアーをすべて行ったことになるなって今日思った。
いつもながら、そんなにアーティストのHPを見ないので
(って忙しい日々に追われ過ぎているのもあるのだけど)
とにかく、ライブはいつか?っていうのだけを
好きなバンドに関してはチェックしている感じなんだ。
ゆえにどういう過程で「ENTERTAINMENT」っていうタイトルのツアーが
ライブハウスからアリーナまで行われたのか知らない。
でも、そういう理由を聴かないからこそ感じる事もあるんじゃないかと
大阪でのアリーナツアー初日に思った。
大阪城ホールが初日だったんだけれど、
ソールドアウト!
だいたい11000人強は入る場所だ。
そこを埋めちゃうっていうのは本当に凄いことだと思う。
大阪城ホールといえばイエローモンキーや
海外ではオアシスを見たことがあるけれど
かなりの規模の場所だ。
そんな場所をデビュー一年ほどで彼らは満員にした。
初日なのでもちろんセットリストとか
ステージの様子とかは書かない。
じゃあ何を書くの?ってことになるけれど
今日は見ながらいろいろ思ったんだ。
席はスタンド席だったけど
結構よく見える場所だった。
大阪城ホールにして今までで一番いい席だったかな?
まず、大阪でしかしないであろうMCについて少し触れる。
なかじんは滋賀にいとこがいるのは前の滋賀でのホールでの
ライブのときに言ってたけれど、その彼に大阪おいでよって
言ったら、3日程前に「成人式だから行けない」って
連絡があったという話から「成人式には出た方がいいよ。」って
いう展開になった。
会場にも新成人が何人もいて
「おそいよ~!」って成人式に出ずにライブに来た人もいたんだろうね。
そういうなかじんは出てないそう。
ちょうどCLUB EARTHをみんなで作っていたときでペンキぬりしつつ
まだ大学生だからテストの時期だからテスト勉強もしなくちゃいけなくて
「成人式なんて行ってられるか」って思ったそう。
英語がやばかったんだって(笑)
でも、私も出てない人間なので成人式出なかったからって
人生が何か変わることもないし、出た人はそこで何かを得ただろうし
出なかった人はその人がいた場所で何かを得たと思う。
なかじんはそこで音楽の基盤を作ったわけだし。
私もまったく出なかったことの影響はなく
むしろその日の友達と過ごした時間が楽しかった。
まあ、ステージにかかわるMCについては書かないけど
今回のアリーナツアーに参加して、
まずグッズを買いに行ったときに感じたのは
私が今、中学生や高校生ならうれしいだろうな~っていう
グッズがたくさんあった。
お弁当箱やパスケース。
トートバッグや福リュック。
まあ、福リュックは行ったときはソールドアウトだったけどね。
今日思ったのは
今、SEKAI NO OWARIに出会った中高生はしあわせだなってこと。
ステージを見て思ったんだけれど
ロックというカテゴリーであっても、昔はこういうステージを
展開してくれたなって。
まあ、それは洋楽に限るというか私は洋楽しか見てないから
わかんないんだけれど、クイーンやKISSなどのバンドが
やってくれてたこと、あるいはステックスやKATE BUSHが
やってくれてたことをいつの間にかロックバンドあるいは
アーティストはしなくなっちゃったなって。
ロックは反体制で、あまりキラキラしたらだめなんだっていうような
風潮がどこからかでてきて、シンプルに演奏と歌だけで
観客を引き寄せないとっていうスタイルが多くなってきた。
もちろん、キラキラした演出をするバンドもまだまだ世界に
いるだろう。ただ、日本でそれをするとポップミュージックと
交わり、それこそ倖田來未とかジャニーズとかそういうジャンルに
いくのかみたいな誤解を受けかねない。
別にポップミュージックを否定するわけでもなく
その良さも知っている。
でも、ロックにもそういうバンドがいていいと思っている。
特に10代のこどもたちにそういうバンドがいてほしい。
って誤解ないようにいうけれど
SEKAI NO OWARIの楽曲も演奏も歌もかなりレベルが高いし、
かなり年配の方にも納得して聴いてもらえると思う。
が、あえて10代にと思ったのは
見ていてキラキラしているし
わかりやすい言葉で綴られているし
歌いやすい楽曲であり、
メンバーの4人とも個性が光っていて
見ていても楽しい。
それでいて歌詞はとても社会的で
毒もいっぱい持っている。
いろいろなテーマを投げかける。
その歌詞を読みながら
10代ならいろいろ考えるだろう。
そういう音楽に若い時期に出会うことで
これから先、彼らは薄っぺらな音楽ではなく
人生の糧になるような音楽と出会える気がするし、
目や耳や心を鍛えて行けるような気がするんだ。
入門って言ったら怒られるかもしれないけど
10代だからこそ聴いて欲しい音楽だとほんと思った。
私が今10代なら
毎日彼らの曲を聴いて
「正義とはなんだろう?」
せいぎせいぎせいぎってやっぱり犠牲の中に成り立つものなのだろうか?
とかいろいろ考えて行くだろう。
「いじめ」とはなんだろう?と考えるだろう。
動植物を大事にしないといけないと感じるだろう。
って彼らは決して道徳を前面に出して歌う事はなく
むしろ、毒だらけの歌詞なんだ。
それをキラキラしたメロディで歌うから凄い。
でも、10代ならきっと深く深く聞き込むだろう。
そこで、この歌詞はこういうことかなって感じるだろう。
そういう歌に出会うことはほんとうに大事なんだ。
私がthe CLASHの「LONDON CALLING」に出会ったように。
デビューして約1年にしてアリーナを満席にした彼ら。
でも、この1年はいろいろ苦しかったんだろうなって
今日感じた。メジャーという世界は時に人を変えてしまうほどの
力もあるんだろう。
でも、彼らは変わりたくないってきっと強く思ったんだね。
今年一年は自分たちが思ったように歌うってことだと
深瀬くんが言ってた。
彼らの夢はずっと4人でいっしょに歌い続けて行くことなんだって。
会場で「レコード大賞最優秀アルバム賞おめでとう」と書かれた布が
ファンによって掲げられて、それを見て
深瀬くんがコンビニで店員さんに「おめでとうございます」って言われても
大賞じゃない分、ちょっと微妙な感じでっていうようなことを言ってた。
もちろん、会場のファンにはありがとうって笑顔で言ってたけれどね。
私といえば、ほんと申し訳ないけれど、まったく知らなかった。
賞をもらっていたんだね。
レコード大賞自体に興味がなくて、結果も見てなかった。
でも、賞なんてほんとうのところどうでもいいんだ。
ファンにとってはいつも一等賞であるのだから。
で、彼らはこの4人でこれからも音楽をやりつづける旅に出るんだね。
たまたま帰宅後見たNEWS ZEROでサラ・ブライトマンが言ってたけど
「夢は現実になるかはわからないけれど、それを実現しようとする
旅がほんとうは大事なんです。」って
深瀬くんが言ってたのと重なる部分があるなって思った。
4人で音楽をやることが大事なんだ。
このような今年の決意を語ったあとの深瀬くんは
よっぽど去年が大変だったのか、歌い始めに
ちょっと詰まった。涙が出そうだったのかもしれない。
ぐっとこらえて歌い始めた。おもいっきり。
富と名声を夢にあげているなら大人たちの言うことを聞けばいい。
でも、そうじゃなければ自分たちのやりたい音楽をやり続けて行くのが
一番だ。アイドルみたいな真似をさせられそうになったら
「いやだ!」って言えばいい。
「なら、やめてもらうよ。」って言われればやめちゃえばいい。
いい音楽はいつでもどんな場所でも生き残って行くんだから。
今日のこんなでかいアリーナで彼らを見たのに
今日はなんだか出会ったころの小さなライブハウスの彼らが
戻って来た気がした。遠くに見えていた彼らが急に近くにまた
見えて来たというか。
ほんと不思議だね。
会場の広さじゃなくって心の問題なんだね。
これからも初心を忘れないで素敵な歌を歌い続けてくださいね!