HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

RADIO CRAZY 2012(2日目30日日曜日)パート2 ACIDMAN 編

2013年01月27日 | ACIDMAN
RADIO CRAZYは今回は3つのステージに分かれていて
ひとつはL-STAGE、もうひとつはR-STAGEでこれは例年どおり
今回は物販のところにもうひとつステージがありました。

そこで少しだけthe LOVE人間を見ました。
思っていたよりいいバンドだな~って思いました。
曲とかぜんぜん知らなくて書けませんが。

さて、この日私が見る予定のバンドはほとんどL-STAGEでしたが
唯一ACIDMANだけR-STAGEだったので
ナッシングスが終わり次第もうすぐに飛び出してR-STAGEの方へ。

とにかく、去年の後半から一気にACIDMANへの熱量がヒートアップして
突然大好きになってしまった私ですから、もう初ステージで
ワクワク感が尋常ではありませんでした。
いっしょに行った彼も私がヒートアップしたときに
「聴いてみて」と聴かせたところ、同じくファンになってしまって
二人で同じ熱量でACIDMANのライブが見れたことは本当にうれしいです。

セットリスト

最後の国
シンプルストーリー
ストロマトライト
赤橙
アルケミスト
新世界
ある証明
ALMA

私たちはステージ向かって右側の方の結構前の方で見ることができました。
インストの最後の国から始まって
とても短い時間のようにも思えるし
とても濃厚な時間にも思えました。

大木さんはやっぱり素敵な佇まいだったし
3人とも本当にしっかりと根がはっている
骨太な演奏を聴かせてくれました。

彼らの演奏にはときどきSIAM SHADEを思い出すような
ハードロックバンドのテイストも見え隠れしていました。

ある意味懐かしさがあったのです。

あるいはミッシェルガンエレファントのような香りもしました。

ライブで見るほうがCDよりもっとぶっとくて
ガンガン岩石が飛んでくるような迫力がありました。

なのに大人なムードが溢れていて
その音楽に抱かれているっていう感じがしました。

この日の選曲は冬を意識したものだったのでしょうか?

アルケミストは小説では砂漠を旅する少年の話だったけれど
砂漠の夜はとても寒いと聞きます。

すなわち冬の夜と同じなのですよね。


「新世界」のときに
大木さんが「通天閣とか串カツの歌じゃない」と言って
笑いをとったあとに

新世界はどこかにあるんじゃなく、
自分の考え方を変えれば世界は変わるっていうような
すなわち新世界は自分の中にあるというような
事を言ってくれました。

そして
背中を観客に向けて、彼のTシャツの後ろに
書かれた文字「NO NUKES!」を指さして
「見えるかな?」
「これだ。」と言いました。

みんなで日本を変えようっていうことだと
受けとめました。



彼の歌にはアウトドアな楽しい自然ではなく
超然としたどこか神格化し脅威でもあるけれど
何ものにも左右されない自然を感じます。
まさにそこにある美しさというか。

私は正直冬はあまり好きじゃないです。
寒いのがとてつもなく苦手という。

でも、彼の描く冬の空だったり情景だったりは
大好きなので、彼の歌を聴くと冬がちょっと
好きに思えるのです。
そして、寒いのに心はとっても温かくなるのです。
だから寒いのがちょっとガマンできるのです。

「ALMA」をラストに聴いたとき。
これを聴くために今日は来たのだと思えるほど
感動し、そして泣きそうになりました。

大木さんが「大事な人と聴いて欲しい」というような
事を言ったあとにこの曲に入りました。

大事な人と同じ感動をもって
この曲を聴けたことは一生忘れないでしょう。

自分がこの世を去るときに
この日の「ALMA」をきっと思い出すのでしょう。

寒くてもこの曲を冬の夜空を見上げながら
聴きたいとほんと思います。

ほんとうにACIDMANにちゃんとしっかり向き合って
好きになれたことをうれしく思います。

ACIDMANを知ってから何年も経つけれど
好きになるのが今でよかったのかもしれません。

新しいアルバムがすごく楽しみです。










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする