HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

RADIO CRAZY 2012(2日目30日日曜日)パート1 Nothing's Carved In Stone編

2013年01月26日 | Nothing's Carved In Stone
2012年の年末。
12月30日(日)雨のち曇り
南港・インテックス大阪にて

始まってから毎年の年末の
私の恒例行事になってしまったRADIO CRAZY。

大阪でこのようなフェスをしてくれるFM802には
ほんと感謝だ。

この日のメンツもすごい人たちばかりで
どれを選ぶのか本当に大変な感じだった。

グッズも長蛇の列が出来ていたので
最初BIGMAMAを見ようかと思っていたけれど
断念した。

やっぱりこのバンドとは縁がなさそうだ。

購入後、Nothing's Carved In Stoneのステージを見るために
L-Stageへ。

この日結局私が選んだステージは

Nothing's Carved In Stone→ACIDMAN→BOOM BOOM SATELLITES
→the HIATUS→ASIAN KUNG-FU GENERATION

間でちらっとだけTHE ラブ人間を見たけれど
これはカウントに入れないでおこう。

他にフジファブリックは見たかったけれどACIDMANとかぶってたので
断念。その後、ちょっと休憩に入った。ACIDMANが良過ぎて
その余韻にひたりたくて、ホテルのカフェに行ってちょっと気持ちを切り替えた。
(INTEX OSAKAの近くにはホテルがあるんだ)

その余韻を抜くのには結構時間が必要だったんだよね。
でサカナクションに行くと人が多過ぎて、息もしにくい感じなたくさんの人だったので
あきらめて外に出た。

まあ、サカナクションは何度も見てるしね。

とにかく、絞りに絞ってしっかりステージを見たから
1バンドずつ書かせてもらおうと思う。

で、まずナッシングス。

ナッシングスは久しぶりな気がする。
見てて思うのはやっぱり職人集団だということ。
あるいはエンジニア集団というのが合うような気がした。

とにかくメカニカルなサウンドで
演奏もきっと実際にギターやベースやドラムを
やる人たちからすると「すげぇ~!」の一言だろうと思う。

どこまで難しいことをやっていくんだろう?
って思うぐらいにその演奏は素晴らしい。

ただ、いつも思うのはこのバンドにおいては
主役がボーカルではないということ。

主役は演奏であって、ボーカルを引き立てるものではないということ。

ふつうはボーカルを中心にバンドは回るような気がするんだけれど
このバンドはどうしても演奏の方が前面に出て来てしまう。

ってボーカルの拓くんは本当に素敵で心にどしんと伝わって来る
歌を歌ってくれるのは百も承知。

私が彼の声に最初に出会ったその瞬間をいまだに覚えている。
ドアを開けた瞬間に私を捕まえたその声。
これは何度も何度もバカがつくぐらいにこのブログに書いたよね。

大好きなんだ。彼の歌も歌い方も。

だからこそ、彼をもっともっと引き立ててほしいと
ほんとに思うんだ。

もちろん、彼は変わった。
昔に比べたらステージングなんて別人のようだ。
外見ももちろん変わった。


髪の毛は短く金髪になり、
ステージから会場を見据えるように見渡しながら
堂々と歌う村松拓氏。

ロンゲで顔が見えなぐらい下向いて
体を揺らして歌っていた時代を
この姿から知らない人なら想像できないだろうな。

私は認識しないといけないんだろうな。
彼はいろんな意味で変わったんだろうって。

昔の方が好きだとかそんなこと言っても
ちゃんちゃらおかしいって笑い飛ばされるんだろう。

あこがれていた人たちがもうふつうにそばにいて
すごいアーティストたちと笑顔で挨拶出来るようになって
私なんかのまったく手の届かない存在になっちゃったけれど

でも、そんなことはどうでもいいんだ。
私はずっと彼の歌を聞き続けて行きたいんだ。
演奏の飾りではなく、彼がど真ん中の存在である歌を
聴きたいんだ。

彼が主役のナッシングスをどうか見せてほしい。

以前、バックホーンとのほんと夢のような2マンでも
思ったけれど、バックホーンは山田さんが主役で
人間味を前面に出して、ほんとその温度はあったかくて
演奏的にはもしかしたらナッシングスの方が凄かったかも
しれないけれど、私はバックホーンの方があったかく感じた。

拓くんの声はあったかい。
だからこそ、もっともっと彼の温度を前面に出す
ナッシングスになってほしいんだ。

ファンのめんどくさい願望なんだろうけれど
あのABSTRACT MASHの時のように
ほんと滲みて来る歌がまた聴きたいんだ。
人間味溢れる歌が。

ってなんかちょっと困った感じになってきたね(笑)

でも、ナッシングスのアルバムはこれからも買うし、
ライブもチャンスがあれば行くし、
生形さんやひなっちのそれぞれの活動にも目はいくだろうけれど
生形さんのあのエルレのときのあの人間臭さをまた見せて欲しいなと思う。

それぞれが大好きな人たちなのに
どうしてこんなことを私は思うんだろうな?

November 15thは大好きな曲なので
やってくれてほんとうにうれしかった。

SILVER SUNからの曲を数曲やってくれてよかった。
アルバムの曲をはじめてライブで聞くっていうのは新鮮だよね。

Red Lightもいい曲だよね。

まあ、拓くんは私のことなど忘れているだろうけれど
いつかどこかで会ったら「やあ!」って笑顔で
言ってくれたらいいな。

とにかく回りに遠慮しないで自分を押さえないで
自分をもっと主張して個性をもっともっと
出して言ってくれたらいいなと願っています。

生形さんが困るかもしれないけれど
細美方式でもいいんじゃないかなと(笑)


そうそう、先日吉井さんが出たA-STUDIOに
歌のときに生形さんも出てたよね。

あのときのウブさんってほんとキュートなんだよね。
そして人間味溢れているの。

このバンドでは若い方になるからなのかな?
少年っぽい雰囲気すらあって。

でも、ナッシングスになるとある意味貫禄でちゃう。
で、親分になっちゃうのはリーダーだから仕方が無いのかな。

私はキュートなウブさんが好きなのにな。

遠い昔握手してくれた時の彼の握力はいまだにこの手に蘇る。
ってもう私年寄りだ。そういう過去のことばかり言ってるんだものね。

おばあちゃんになってもライブ行ってやるぜ~!(笑)

ってことでナッシングス編はこのあたりで。

セットリスト

Spirit inspiration
白昼
November 15th
Inside Out
Red Light
Rendaman
Around The Clock
Isolation


次回はACIDMAN編。

コメント
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