HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

小南泰葉というシンガーはどこかあの人を思い出す

2011年08月20日 | 小南泰葉
出会いというものは突然やってくる。

2年前に「出来るだけたくさんの人と演奏してみたい。」
それが野望と言っていたFoZZtoneのベースの菅野さんが
FoZZtone以外で最近よくベースを弾いているのが小南泰葉さんという
女性アーティストのライブだ。

もちろん、関西の辺鄙なところに住む私は
ステージはまだ見たことはないんだけれど
「Unhappy Birthday」というミニアルバムは持っている。
アルバムジャケットはどこか不気味でファンタジックで
それを見ただけで「あ~どこかきっと私の中に突き刺してくるものが
あるんだろうな。」って感じた。
そして、聴くと

「やっぱりね。」

って好きになってしまった。

でも、彼女はとても不思議だ。
歌詞はスージー&ザ・バンシーズのスージーが書きそうな詩なのに
あちこちにポップなアヴリル・ラヴィーンが混じってくる。
そんな歌を彼女は歌う。

不思議とアヴリルなんだ。

一方でジョニ・ミッチェルなんかも顔を出したり
あるいは私の大好きなKATE BUSHと似た世界観があったりする。

日本ではやっぱり椎名林檎とか矢井田瞳とかを思い出したけれど。

根底にはなぜかアヴリルなんだ。


歌詞はどこか高橋克彦氏の恐い方の小説に出てくるワンシーンのような
部分が出て来て、そこが私をゾクゾクさせてくれる。

ただ、歌詞とは相反してなんだかメロディは明るいんだよね。

なんかもしかしてすごいシンガーに出会っちゃった?

って感じなくらい、ど真ん中だ。

もっともっと彼女の曲が聴きたいなって思うけれど
地方にいるとCDを手に入れる範囲が限られていて
今のところこの1枚しか買えていない。

いろんなアーティストの
特に洋楽のアーティストのいろんな遺伝子を
受け継いで自分だけの世界を音楽で
作り上げているのがほんと新鮮で素敵だ。

チャンスが来たら、ライブを是非見てみたい。











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