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我是三四六岁 
(旅の相棒募っています 乙女)

藤原道長 御堂関白記 と 慶長遣欧使節関係資料 記憶遺産

2013年06月19日 09時22分20秒 | ニュースを読んで

道長の日記が記憶遺産登録になったニュースから思い出した。

<@ソグド語の暦の影響の断片   中国・日本   西域文明史概論・西域文化史   羽田 亨 130p

  中国の暦で日曜日にあたる日に「密」と書かれているが、これはソグド語のmirに当たる。(Wylie・Muller)

  藤原道長の具注暦  当時中国で行われていた記し方で、栄華の記録を暦に記し、「密」とは日曜を意味する。具注暦とは、月日・七曜星名・十干十二支・五行十二直から星の位置や月の 触までを記し、吉凶を人間の行為に当てて表示し、その日々の欄に日誌をつけた。「密」の文字が朱色で書かれているのもある。(筆者 参照 陽明世伝所載に拠る)


 正倉院の宝物に見られる痕跡や、藤原道長(966-1027)の日誌にも小アジアの影響が見られます。 > 過去ブログ記録より抜粋。 

筆者 羽田 亨さんの著書を読んで、道長にまで影響の痕跡があるのをみつけ、非常に興味深かった。 この度、記憶遺産とされるものが、この具注暦と記された部分なのか、

別部分なのかは、不明。