お正月からつい先ごろまでの野菜は高値の食材のようだった。
ショッピング 初顔合わせで スーパー高値
いつも購入するたかが、100円、されど200円と、台所を日々扱う身にとっては
すぐに感じるバロメーターでもある。下処理が要り、評価価値があるのに、美味さをことさら述べはしないだろう貴重な食材。
手を伸ばし はたまた 戸惑う乙女心
そんなゆれる心境はあちこちで見られた。
やっと値段が落ちついてきそうなのは、腰を上げた初仕事ゆえだろうか。
安心素材 地守り人に 願いを託す 睦月の辞
詩も降るころ 甘露も増して 冬野菜