
居眠り磐音 49 意次ノ妄
居眠り磐音 50 竹屋ノ渡
居眠り磐音 51 旅立ノ朝
佐伯泰英 著 文春文庫 2021年 3月10日 第1刷 (3冊ともに)
今月はイレギュラーで3冊同時。 この51巻目をもって決定版として著者が加筆修正をした『居眠り磐音』シリーズが完結しました。
映画館の予告映像で当時ちょっと気になっていた松阪桃李くんが磐音を演ずるのを知って、時代物をあまり読まない私が読み始めたのが2019年の2月19日のことでした。
この決定版が出されることになって、著者がスピンオフのような書下ろし作品を5冊ほど出していますが、それらは未読。
それを抜いても丸々2年かかって読了しました。
江戸は、田沼意次が権勢をふるった時代。
豊後関前藩士であった磐音が、藩を牛耳る者の奸計によって親友を討つはめになり、親友の妹で許嫁でもあった奈緒とも別れ脱藩するところから物語は始まる。
過酷な運命に翻弄されながらも剣術家としてまっとうに生き、また磐音の人柄によって彼を取り巻く多くの人々に助けられ・・・
磐音の剣術家としての腕前もさることながら、やっぱり人物像がいいよね。
磐音が最初に暮らした長屋の差配の金兵衛、後に磐音の妻になる金兵衛の娘、おこん。
おこんの働いている両替商の今津屋、老分の由蔵らから、幕府の要人、将軍まで。
行く先々で磐音に引き寄せられるように力となってくれる人々が現れる。
地方の小さな藩の藩士だった磐音が出江戸城のすぐそばの神保小路で田沼らによって壊された尚武館を幕府の御用道場として再興するまでの年月記。
2年の間、楽しませてもらいました。
居眠り磐音 50 竹屋ノ渡
居眠り磐音 51 旅立ノ朝
佐伯泰英 著 文春文庫 2021年 3月10日 第1刷 (3冊ともに)
今月はイレギュラーで3冊同時。 この51巻目をもって決定版として著者が加筆修正をした『居眠り磐音』シリーズが完結しました。
映画館の予告映像で当時ちょっと気になっていた松阪桃李くんが磐音を演ずるのを知って、時代物をあまり読まない私が読み始めたのが2019年の2月19日のことでした。
この決定版が出されることになって、著者がスピンオフのような書下ろし作品を5冊ほど出していますが、それらは未読。
それを抜いても丸々2年かかって読了しました。
江戸は、田沼意次が権勢をふるった時代。
豊後関前藩士であった磐音が、藩を牛耳る者の奸計によって親友を討つはめになり、親友の妹で許嫁でもあった奈緒とも別れ脱藩するところから物語は始まる。
過酷な運命に翻弄されながらも剣術家としてまっとうに生き、また磐音の人柄によって彼を取り巻く多くの人々に助けられ・・・
磐音の剣術家としての腕前もさることながら、やっぱり人物像がいいよね。
磐音が最初に暮らした長屋の差配の金兵衛、後に磐音の妻になる金兵衛の娘、おこん。
おこんの働いている両替商の今津屋、老分の由蔵らから、幕府の要人、将軍まで。
行く先々で磐音に引き寄せられるように力となってくれる人々が現れる。
地方の小さな藩の藩士だった磐音が出江戸城のすぐそばの神保小路で田沼らによって壊された尚武館を幕府の御用道場として再興するまでの年月記。
2年の間、楽しませてもらいました。
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