エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

MOON SAGA 義経秘伝

2014-09-09 21:30:06 | 
GACKT 著  講談社  2014年8月1日 初版

途中で別の本を読んだり、ベルばらに走ったりして、やっと読み終えました。
良くも悪くもGACKTの世界観。

小説というよりは、脚本に近いのか、舞台の様子が目に浮かぶ。
多分、GACKTなりの・・・彼に言わせればずっと以前から温めているMOON PROJECTの一環なんだろうとは思う。
けど、ほんまにこんな壮大な事を思ってたんかいな? などと意地悪く思う部分もある。

だって、GACKTっていつも後付けみたいなコメント出してたじゃない。
映像の仕事が決まれば、前から演技をやってみたいと思ってたとか、和服の仕事が入れば子供のころからお正月は和装だったとか。。。
ドラマの時でも、予知夢じゃない・・・明晰夢だっけな? そういうのはずっと見てたとか。
半分、眉つば。 私、GACKTに関しては完全にツンデレ(笑)
いま、ツンツンツンケン方面。

者の不、という考え方は着目として素晴らしいと思うよ。
私なんか、もののふ、と聞くと最近、ももクロファンのこと?って思う人だから(笑)

それと、日本の歴史の中から、妖怪や、それこそ人に非ず、というモノノケ、モノノフが消えた時期と、ヨーロッパで吸血鬼が出てきた時代が重なるっていうのに
目を付けたのも面白いね。
義経って、最期がよく分かってない人だから、北海道に渡ったとか、モンゴルでジンギスカンを名乗ったとか、まぁ、諸説入り乱れてるから、義経やその一党がヨーロッパでヴァンパイアになっていたとしてもおかしくない(笑)


ただねぇ、これは私の頭が悪いせいだけど、登場人物の名前がこの当時だからみな、似てるでしょ。
義経と義仲もそうだし、平家の教経もそうだし、佐藤兄弟? 嗣信と忠信、 平家の知盛、経盛、教盛、って、同じようなの続くと誰が誰だか分からない(苦笑)
ノリツネとノリモリって、誤植?? な~んて思ったり。

死んだ筈の陰が登場するなら、やっぱり早乙女太一を舞台に出して欲しかったなぁとか(笑)
なんか、横道それてしまうわけです。

ま、それなりに面白かったけどね♪

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2 コメント

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おはようございます (ketty)
2014-09-10 08:56:59
かつての映画「ムーンチャイルド」も、ヴァンパイアが登場するし、歌にもその世界観が多いので、
彼の死生感?を構築してるのは確かですし、
凡人じゃなく頭が良いのは認めますが、好き嫌いは極端に分かれますよね・・。
私は歴史に疎いので、誰と誰が縁戚にあるとか、全然分かってません(汗)。
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こんばんは (楽母)
2014-09-10 18:20:47
kettyさん
確かに、上弦の月、下弦の月、アルバムMOON、 ムンチャ、筋は通ってるんですよね。
行く先全部を照らす太陽よりも、ほんの少し前を照らす月になりたい、っていうある種謙虚な(笑)言葉もありますね。

私はきっとGACKTを理解するにはあまりにひねくれすぎているんだと思いますよ
歴史上の人物って、私も全然頭に入っていません。
頼朝と義経が異母兄弟っていうのを知ってるぐらいです。 徳川将軍だって最後まで全然言えませんしね。
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