あかんやつ

バレンタインデー近くのレッスン日に我々アクアのレッスン生は各々が持ち寄ったチョコレートをひとつの袋に詰めて先生に渡した。
（先生からチョコレートお待ちしてますと要求されていたので）

と思ったら、2月の最終レッスン日に先生からのお返しがあった。
ジムが休止されるのは4月からだしまだ3月いっぱい開いているのだから、3月に入ったホワイトデー近くのレッスン日でも良かったのに。
ちゃらんぽらんに見えるけれど意外と律義でしっかりしてるんだ・・・なんて感激してた。


ところが。
レッスン後にジャグジーでうだうだ喋って下の階のシャワールームに行ったら、先にシャワーを使い終えていたTさんが、これ見てみ、と言ってさっき先生からもらったお揃いの包装紙を開いていた。
包装紙のシールに店名が入っていたから中身はだいたい想像できたけれど、想像を絶したのがそれに熨斗紙がかかっていたこと。

関東の方は馴染みが無いかも知れないけれど、関西では普通に使われることが多い、黄色×白の不祝儀用の結び切の熨斗紙。

ご丁寧に水引の上には薄墨で『志』下には先生の名字が書かれていた。
これって、ご会葬お礼で帰り口の所で配られるやつだよね。

ジムも休止したら先生も稼ぎ口が減るわけで、気分的には南無～～～だとは思うけれど、笑えない。
もしかしたら先生一流のブラックジョークなのかもしれないけどさ、これはだめ。
我々レッスン生も大概ばーさんばっかりで（笑）　連れ合いを亡くしていたり自分たちもそろそろ・・・だと言い合っているんだから。
ジョークとしても『あかんやつ』

次のレッスンでわれわれが『班長』と呼んでいるDさんが先生の真意を聞くことになった（笑）