スプリングコート

先月末、やっとのことで、春先用のコートを調達した。
形は決まってる。
私は大柄なので、可愛らしい感じは絶対に似合わない。

なので、どっちかというとマニッシュなものが良い。
というので、トレンチコート（ふう）

以前、すごく気に入ったコートがあったのにあっという間に色違いの同じものを買われてから少々トレンチにはトラウマが。

以来、トレンチタイプは避けていた。
なんで私が避けなきゃいけない！という腹立ちもあったけれど、どうせ似通ったものを着られるならまだカジュアルなパーカーみたいな方がいい。
そう思って、フード付きのコートを着続けていたけれど、さすがに飽きた。

で。
トレンチタイプは定番だからどこにでも売ってるけれど、やっぱりあまり安いのは縫製がいまひとつで、袖の付け根のカーブにひきつれのようなものが出ていたり、どことなく着心地が悪い。

だからと言って万札が何枚も必要、っていうのも飽き症の私には勿体ない(笑)
良いモノは一生ものでずっと着られる、っていうのは嘘だと思ってる。
そりゃあ、着て着られないことはないだろうけれど、こっちの体型だって変わるし時代の流行も変わってくる。
皇室の方々も、サイズを出したり詰めたり、いろいろリフォームして着まわしているとか。
そこまで出来ない一般庶民は、やっぱり一生ものの衣類って無理じゃない？？

そこそこのお値段で、飽きて処分する時に悩まないものがいい。

となると、世の中、売るほどあるというのに、買いたい条件に合う物がそうそうなかったりで、いろいろ探しまくったよ。

普通のごくフツーのトレンチ（ふう）で、色も春先用にベージュ。　ライナー付きなので、取り外せば今頃から花冷えのころまでは活躍しそう。

「ちょうどいい羽織りモノがなくってね」と言ったら、販売員さんも「わかりますぅ。今頃って着るもの困りますよね」だって(笑)

ただし、このタイプですと、秋にも着られますしね、というのは嘘。
秋はもう少し茶色がかってるか、モスグリーンのような色味でないと、白っぽいベージュは着にくいよね？

元デパガを舐めてもらっちゃ困るぜ。