献身

私は、人に尽くすのが嫌いだ(例外、若い男の子！)。
家族ぐるみで仲良しのご夫婦が来たりして一緒に鍋などつつくと、そこの奥様がせっせとダンナ様の取り皿に鍋の中のものをよそったりする。　それを見て「わぁ～」などと感心してみせるのだが、内心は・・・自分で取らんかい・・・と思っている。

夫も息子も、人の手を借りなきゃならいほど耄碌？もしていない。我が家は「自分で出来る事は自分でしろ」を徹底させてきた。　だから、お風呂の時に、脱衣所にパンツも持って行ってやらない。　はっきり言って３人とも、・・ぽんで出てきて
下着の入っているところでごそごそパンツを穿く。　息子にはいい勉強になっているだろう。綺麗なグラビア・アイドルも、いずれ・・・母のように・・・なる。

尽くすのは嫌いだが、その代わりに尽くされるのは大好きだ。身長180センチくらいの見目麗しきをのこに「君って、ほんとになにも出来ないんだね？」だの「その不器用なとこが可愛いね」など言われて、肩など抱いてもらいたい。でこぴんでも嬉しいだろう。

ああ、妄想族になってしまった。

今月２３日に、『面白歴史セミナー』というのが、蛸薬師通高倉西入ルのリビングホールで開催される。蛸薬師云々はどこかよく分からないが、おそらく四条大丸の付近だろう。　参加申し込みをした。

だって・・・テーマが「上杉謙信」だったんだもの。今年、風林火山の影響で、武田信玄メインは多いのだが、ここは、謙信だった。Gacktファンとしては、行かずにはおられない。　謙信、なのだが頭の中はGackt以外の誰でもない。
おそらく、役を引き受けるにあたって、ガクさんも謙信の事をたくさん勉強したはずだ。　そういえば今年の私はお寺に詣でても、本尊以外には毘沙門天のところしか行かない。　あと、何様？がいてもスルーする。

自分でも、呆れている。何がここまで私を熱くさせるのだ！　参加費用もかかって、おまけにセミナーの時間は午後の１時半から２時間コース。一番眠気のさす時間帯ではないか・・・。
にも、かかわらず、なのだ。
ひょっとしたら、私は献身的な女なのかもしれない。不幸にも、そうしてあげたい、と思うをのこに出会わなかっただけなのだろう・・・か？