イクサガミ

イクサガミ　天・地・人

今村翔吾　著　講談社文庫

『羽州ぼろ鳶組』からすっかり今村さんにはまって、ぼろ鳶組も、このイクサガミも大人買いして一日一冊でどんどん読み続けました。

イクサガミも、ものすごい剣の達人がある事情から殺し合うことになってしまう物語で、出発は京都天龍寺。まずは東京を目指す明治になったばかりの頃が舞台。
疾走感と、優しさと、奥にある政府転覆を暗躍している者たちとの軋轢と。

わくわくしました。　リハビリ待ちの整形でもずっと読んでいて、『本、好きなんですね～』なんて（笑）
面白いから読まずにいられない、という感じのものです。

来年早々、『神』という4部作目が出るみたいで待ち遠しい。
ネットフリックスで、主演を岡田准一くんでドラマ化されるそうだけど、岡田君のアクションなら問題ないだろうね。
ただし、殺陣なら推しの（早乙女）太一の方がうまいと思うけどね（笑）
主人公の仲間のひとりか、そうでなかったら化け物級に強い敵役でもいいから出てほしいよ。