なんか、違う。

夕方のニュースを見ていて思ったことなんだけど。

原油の値上がりが、給食をまびく、という『風が吹かないので桶屋が潰れそう』バージョン。

私ねぇ、正直に言っちゃいますけど、ビンボー人の割りにこまかいお金の計算、疎いです。要るものは要る、削れない、と思ってます。洋服だの宝石だのっていうのには全く興味ないですけど、多分、人からは「そこを削れば・・・」なんて言われそうな、楽費だとか映画や本なんかにかかる心の栄養費は減らしたくないのね。

だからそんな私の言うことなので説得力には欠けるんだけど。
ガソリン、というか油関係の値上がりが全ての物価を押し上げていて、給食に必要な食材費もじわじわ値上がりしているのだそう。　給食ってのはもともと自治体の援助で成り立っているような部分が多いので・・・だって、一食あたり230円くらいの計算なんだよ・・・できます？　その値段で・・・足りなくなってきちゃったんですって。
で、どうしたかというと苦肉の策、給食を実施しない日を作った、というもの。
関西の小学校でも予算不足からデザートをやめたりしてるらしいけれど、東京の小学校は、月に２日ほど給食のない日を作ったんだって。
そのせいで、給食のない日は午後からの授業もなしで午前中授業になるとか。

北海道では暖房や調理にかかる費用がかさむと言うので、特別補正予算を計上したとか。でないと「子供が寒い中で勉強するということになります」・・・

まあ、北海道の寒さは耐えられないとは言え、その、東京ですがな・・・。
給食が間引かれる事に関して、母親のインタビューがされていたのですけど、
「一時的なものならともかく、ずっとそれだと困ります」だって。

ごめん！　反感買いそうなので先に謝っておきますが、そんなに困りますか？
もし、給食がないならお弁当持たせればいいんじゃないの～？と思う私はバカですか？　
中学から予備校の前半まで、ほとんど学校のある時はお弁当作ってました。
新婚の頃も『愛妻弁当』作ってました。
そんなにお弁当作り、大変ですか？
今、冷凍食品だって豊富になっていますし、そのお弁当シリーズも、いつのまにか凍らせて温めなおしてお弁当箱に詰めるものから、凍らせたままで詰めとけば食べる頃には自然解凍で美味しく出来上がり！なんて便利なものもできているじゃないですか。
ご飯もまさか毎朝、おくどさんでふうふう吹きながら炊いてる家庭もないでしょう。
タイマーセットで朝には炊けてません？
私なら「お弁当つくりの腕がふるえる」と言いますけどね。

ええ、問題はそんなとこじゃなくて世界的な原油高にあるのは分かっていますが、
母親の感覚が・・・なんか、違う・・・と思った楽母でございます～。