原田ひ香 著 ハルキ文庫 2023年 9月18日 第1刷
神田神保町で小さな古本屋を営んでいた兄慈郎が急逝し、残された店をどうするかで北海道に住んでいた妹の珊瑚が上京する。
この古本屋の入ったビルも慈郎のもので、それらを相続した珊瑚が店の将来をどうするか決めあぐねていながらも、古本屋を再開する。
珊瑚の親戚である国文科の大学院生の美希喜は、大叔父慈郎の生前からこの古本屋に通っていて、慈郎にも可愛がられていた。
珊瑚が古本屋を再開したものの素人でレジ打ちすら分からないでいるのを美希喜がアルバイトをする形で手伝っている。
美希喜は、院を卒業した後の進路で悩んでいる。 できれば大叔父の古本屋を継ぎたいと思っているが、珊瑚がいる以上それは言い出せない。
珊瑚も珊瑚で本当は美希喜がやってくれたら、、、と思っているのだが、こんな古本屋を継がせるのは忍びない、、、と分かるのは本の後半だけど(笑)
京都にもわたしの行動範囲の中に何軒か古本屋がある。
あるけど、どうも敷居が高くて入れない。
入ってみたらこの小説と同じような空間、店主とのやり取りが広がっているのだろうか。
神保町の古本屋と、たくさんある食べ物屋さんの美味しそうなものが一体となって、穏やかで知識も増えるよい作品。
神田神保町で小さな古本屋を営んでいた兄慈郎が急逝し、残された店をどうするかで北海道に住んでいた妹の珊瑚が上京する。
この古本屋の入ったビルも慈郎のもので、それらを相続した珊瑚が店の将来をどうするか決めあぐねていながらも、古本屋を再開する。
珊瑚の親戚である国文科の大学院生の美希喜は、大叔父慈郎の生前からこの古本屋に通っていて、慈郎にも可愛がられていた。
珊瑚が古本屋を再開したものの素人でレジ打ちすら分からないでいるのを美希喜がアルバイトをする形で手伝っている。
美希喜は、院を卒業した後の進路で悩んでいる。 できれば大叔父の古本屋を継ぎたいと思っているが、珊瑚がいる以上それは言い出せない。
珊瑚も珊瑚で本当は美希喜がやってくれたら、、、と思っているのだが、こんな古本屋を継がせるのは忍びない、、、と分かるのは本の後半だけど(笑)
京都にもわたしの行動範囲の中に何軒か古本屋がある。
あるけど、どうも敷居が高くて入れない。
入ってみたらこの小説と同じような空間、店主とのやり取りが広がっているのだろうか。
神保町の古本屋と、たくさんある食べ物屋さんの美味しそうなものが一体となって、穏やかで知識も増えるよい作品。
東京にお住まいでしたら、神保町のことも見えると思います(笑)
今でも残っているお店も多いらしいので。
私が河原町のジュリーの本で京都の街中がよく見えたように、けいこさんもこの本でかつての思いが蘇るかもしれませんよ。
kettyさん
kettyさんにひ香さんの本を教えていただいてから、よく読むようになりました。
来年6月には続きがでるみたいですよ。
私は文庫までお預けです(笑)
単行本より持ち運びのしやすい文庫本ばかりです。
私も右目が老眼で、左が近眼というガチャ目で、このところトミに細かい字が読みにくいです。
なので、100均の老眼鏡を拡大鏡代わりにして読んでます(笑)
老眼なので、文庫本より、いわゆるハードカバーの本が好みで、もっぱら図書館利用です。
原田さんの最新作「図書館のお夜食」も予約してますが、こちらは21人待ち・・・う~ん。
ネットで作者別に予約するので、ハードカバーが文庫本になった時、本の表題が変わってる事あり、借りたものの、同じ本だった事、何度もあります。
早速 図書館予約しました。が、、17人待ち。いつまわって来るかな?
神保町 懐かしい!!久しく行ってませんが(^_^;) 食堂とか 安いお店あったなあ。
ご紹介ありがとうございました😊