目から鱗

愛用している「ほぼ日手帳」の欄外下部分には、ちょっとした面白いことが書いてある、というのは前にもお話したと思いますが、来年用の手帳を開いていて、そこで発見した言葉をひとつ。

＜『心地よい暮らしのシンプルキッチン』について『担当者は知っている』より＞

　　　　　　　　自分の中にしっかりとした軸を持つということ。
　　　　　　　　そして、その軸は変化や新しいことを　
　　　　　　　　どんどん吸収するとても柔軟な軸であること。

と、書かれてありました。
この欄外の文は、毎日更新されているイトイさんのほぼ日刊イトイ新聞、のなかの
どれかのコーナーにあったもので、目にしていた筈なんですが、まあ、あれだけのたくさんの記事ですから、読み飛ばしていたのかもしれません。

で、わたくし、目から鱗がぼったぼた・・・状態になってしまったんです。
『軸』というものは一本きっちりとスジが通っていてぶれないものだと信じていました。　でも、違ったんですね。　ぶれる、という表現が悪いのであって、柔軟、という事なんですね。

そう言えば、あの阪神大震災の折りでも、姫路城の天守閣に備えられた一升瓶に入った日本酒が、倒れもしないで立っていたとか、ぺしゃんこになったマンションが多い中、室町あたりの建築物がなんの被害もなかったとか、古来の木造建築の揺れを吸収する構造がどれほど計算に充ちたすばらしいものなのか、なんていうのが報道されていた事もありましたよね？

人間の軸にもそれが言えるのだと、この欄外の言葉を目にして、思い至りました。柔軟であることが＝軸のしっかりしたこと、という等式を考えた事もなかったです。

こころだけでなく、体も柔軟であるにこした事がないようです。
柔らか頭と柔らかな体を持ちたいものですね。
でも・・・くれぐれもさっき、丁稚どんが↓でコメントしてくれたように『股間』の柔らかいのは・・・止めましょう（爆×1000ぐらい）

☆オチがオチだけにこんな時間に更新する小心者どぇ～す！