ろけんろ～る！

まだちょっと引っ張るJu兄ネタなんだけど。

アンナちゃんも知らなきゃ（いや、知ってるけど興味なしの範疇で）、チーム土屋のメンバーも、ほんとの事いって誰が誰だかっていう有様。しかも、はじめて訪れる地なのに、一つだけ全く不安がなかったこと、というか全然、気後れのしなかったものに、私・・・少なくとも、ロックに関しては貴方たちより先に洗礼うけてるし～なんていう
気持ち。

物心ついてから一番最初にファンになったのが、御三家と呼ばれていた橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦なんて世代で、その中でも一番地味そうな？舟木一夫なんかのレコード持ってた私が言うのもナンですが。
その後はGSにはまり、フォークブーム～ニューミュージックへと続いていって、どこでロックの洗礼受けてるの？と思われるでしょうが。

そうなの、確かに、深窓の令嬢だった私は（をい！）小さい時からヤマハ音楽教室に通うクラシック畑。洋楽はせいぜいがモンキーズがジャスト世代で、ビートルズやプレスリーもちょっとのとこで外してるけどね。　PPMやJoan Baez 、The brothers four、Mamas&Papas、みたいなどう考えてもロックちゃうやん・・・ではありましたけど。はは、しつこいな。

でも、それでも、生まれるのが早かった分、貴方たちより先に知ってるわ、というのはどこかで自分の自信になっていたりする。
これはロックに限らず何にでも言えること。
どんなに敷居の高い店でも一度でも行ってると、次からは案外普通に振舞えたり、お茶なんかでも心得が多少でもあるといきなりお点前、なんて事になっても大丈夫、と思えたりすること。

そういうちょっとは知ってるし、なんていう部分があったから年寄り？ひとり浮いちゃうような会場でも、『なに見てるのよ～、悪いけどロックだったらあんた達より先に身に着いてるわよ』なんて。
息子が大学生くらいから、ちょっと彼らの世代では入りにくいような仏蘭西料理や京懐石の店や、板さんが目の前で握ってくれるようなおすし屋さんに・・ごくごくわずかの回数だけど・・連れて行ったことがある。
それは、息子が一人前に自分の財布で行けるようになったとき、似たような店なら気後れせずに行く為の練習を兼ねて。
私は親にはそんな事をしてもらった事はなかったけど。だから・・・こういう事をするからいつまでたってもバカ息子なのかもしれないけれど、気持ちの中では『ろけんろ～る』なのだ。

変？　この締めは。