呪いのシンプトム

知念実希人著　　実業之日本社文庫　　2024年　12月15日初版

天久鷹央の推理カルテ18冊目かな。　
いつものメンバー　天医会総合病院の副院長であり統括診断部のトップであるエキセントリックな天久鷹央と、訳ありで元外科医で今は内科医になっている小鳥遊優、研修医の鴻ノ池舞の3人が、不思議な病状を示す患者らの病名を診断して、正しい治療法に導いていく物語。


水神の祟り。化け猫の憑依。頭蓋骨から消えた銃弾
今作はこの↑の3編の物語。

現代においても水神様を家の敷地に祀っている家に代々伝わる水神の祟り。
まぁ、種が明かされればな～んだ、、、なんだけど（笑）

化け猫の憑依は、目が猫の目のように色が変わって光る。。。これも性格がかわり、猫目のようになった少年を正確に診断するんだけど、何年か前にも目が銀色に光る人物を主人公にした同じ著者の作品があったな～。病状は似てるのに、病名は違う。
やっぱり現役のドクターだね。　我々一般人が知らない病気を山盛り知ってる（笑）

小鳥遊が主治医となって長年診ていた癌患者でもある恩師が急逝した。　勿論、末期がんだったので亡くなることは想定していたものの、そんなに急に？？
葬儀に出席した小鳥遊は火葬場で、お骨をみて驚く。
その頭蓋骨の眉間には、銃で撃たれたような穴があり、明らかに融けたと思われる金属がこびりついていた。

死亡診断をしたのは小鳥遊で、その時に眉間を撃たれたような傷はなかったが。。。。

今年年明けからアニメ化されているようで、息子が見たと（笑）
この歳になっても楽しんで天久鷹央シリーズを読む母と、おっさん・・・なのにアニメ見ている息子と（笑）

と思っていたら、ゴスペラーズの新曲「will be fine feat. Anly」が2025年1月からスタートするTVアニメ「天久鷹央の推理カルテ」（あめくたかおのすいりかるて）のエンディングテーマに決定した！　ですって。　なるほどね。　今日はそのゴスペラーズのライブに参戦します。

☆シンプトム　　【医学】 (病気の)症状，徴候，症候ですと。