Glaring Daylight

京都の国立近代美術館で見かけた絵のタイトルです。
3月17日に『アール・デコ・ジュエリー展』に行って、上階の常設展で目を惹かれた油絵でした。

Glaring Daylightで『炎昼』と訳されて？いました。
オレンジがかった赤・・・朱色か？を基調とした絵で、確かに炎のように暑い真夏の昼下がりのような感じを受ける絵でした。
この題はいつか使えるかも、ときっちりメモしました。
まさに、いまからの季節じゃないですか？

夏がいつから嫌いになったんだろう。
子供の頃は長い休みが退屈になったものだけど、決して嫌いな季節でもなかったようなのに。　まあ、私の子供の頃はこんなに暑くなかったけれど。
クーラーなんてなかったですもの。
網戸にして窓を開け放していれば、結構、朝まで寝てましたよね。
勿論、道路もこんなに完璧に舗装もされていなかったし、アスファルトの照り返しの熱気も、コンクリートジャングルの暑さもありませんでした。
夕立は土の湿る匂いとともにやってきましたし、風も・・・これはまた絶対タイトルにしたいと思っている『風』が吹いたものです。

大学時代も、クーラーなんてない部屋で過ごしてましたし、下宿には扇風機もなかったんですけど・・・寝てましたよ。
あれバカだったから？　どんな状況下でも寝られる・・・。

結婚した年に、失業保険でクーラーつけて・・それから夏場にクーラーを使わなかった年ってないですから・・もうかれこれ30年。

多分・・子供が生れてから夏が嫌いになったのかも。ビニールプールであそばせた
ほんとに幼いときから、私、ずっと外にいたように思います。
自分が食べたくなくても子供の為に食事作って、火のそばは暑かったし。
給食のない夏休みはほんとに大変だった。
『剣客商売』だったかな、あれを読んだ時に、寒さより暑さに弱くなると年をとった証拠だ、みたいな事が書かれてありました。
確かに、着込めばなんとかなる冬場に比べて、脱ぐといっても限界のある夏場のほうが過ごしにくいと感じます。

今日もまた、上からの太陽と下からの照り返しでこんがりローストされるわけね。
気をつけましょう！　お互いに。