住野よる 著 新潮文庫 令和5年 7月1日
購入してから読み終えるまで長くかかったなぁ。
積読本が増えて、どんどん下になってたというのもあるし、出だしの男子高校生カヤと、夜のランニング中に休憩する今は使われていないバス停で出会った異星人? 未来人?カヤとの物語が、ちょっと荒唐無稽すぎて『こりゃだめだ』と放り出していたというのもある。
住野作品は『君の膵臓を食べたい』は本と映画でも見たけれど、こんなに分かりにくかったかな。
実在のロックバンド『THE BACK HORN』というグループとのコラボ小説らしいけれど、失礼ながらそのバンドのことは知らなかったし。
ただ、高校生カヤの、思春期というか、その年代の毎日が退屈で何もすることがなくて、クラスメイトと馴染む気にもならない毎日っていうのはよく分かる。
私も高校時代はそんな感じだったから。
親や教師に文句を言われない程度の成績をとって、真面目というよりは同じ繰り返しの日常から逸脱しないように、目立たないよう目立たないよう過ごしていたと思う。
(実際にはいろいろあったけどw)
だから、カヤがチカに出合ってそれ以外のすべてのことはさらにどうでもよくなって、チカに会える日が宝物のように輝いていたのも理解できる。
でもねぇ、、、。
大人になって、普通に社会人としてふるまっていてもカヤの心はチカと会えなくなった時間で止まっていて。。。
『この気持ちもいつか忘れる』というタイトルに無理やりこじつけて行ったような展開にも思えたし、唐突にチカ(の生まれ変わり)だと思えるシンガーが出てくるのも前半の丁寧さに比べたら後半が走りすぎにも感じた。
ま、こういう感想もいつかじゃなくて、すぐに忘れてしまうんだろうけど(笑)
購入してから読み終えるまで長くかかったなぁ。
積読本が増えて、どんどん下になってたというのもあるし、出だしの男子高校生カヤと、夜のランニング中に休憩する今は使われていないバス停で出会った異星人? 未来人?カヤとの物語が、ちょっと荒唐無稽すぎて『こりゃだめだ』と放り出していたというのもある。
住野作品は『君の膵臓を食べたい』は本と映画でも見たけれど、こんなに分かりにくかったかな。
実在のロックバンド『THE BACK HORN』というグループとのコラボ小説らしいけれど、失礼ながらそのバンドのことは知らなかったし。
ただ、高校生カヤの、思春期というか、その年代の毎日が退屈で何もすることがなくて、クラスメイトと馴染む気にもならない毎日っていうのはよく分かる。
私も高校時代はそんな感じだったから。
親や教師に文句を言われない程度の成績をとって、真面目というよりは同じ繰り返しの日常から逸脱しないように、目立たないよう目立たないよう過ごしていたと思う。
(実際にはいろいろあったけどw)
だから、カヤがチカに出合ってそれ以外のすべてのことはさらにどうでもよくなって、チカに会える日が宝物のように輝いていたのも理解できる。
でもねぇ、、、。
大人になって、普通に社会人としてふるまっていてもカヤの心はチカと会えなくなった時間で止まっていて。。。
『この気持ちもいつか忘れる』というタイトルに無理やりこじつけて行ったような展開にも思えたし、唐突にチカ(の生まれ変わり)だと思えるシンガーが出てくるのも前半の丁寧さに比べたら後半が走りすぎにも感じた。
ま、こういう感想もいつかじゃなくて、すぐに忘れてしまうんだろうけど(笑)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます