秋の日のヴィオロンの音を聴くゆとりもない

季節の進み方が急激だと、勿論、気温差で体の具合が悪くなる人も多いだろうけれど、家庭の主婦だって大いに困る。

例えば衣類。　どこぞの芸能人のおうちみたいにウォークインクローゼットがあって、全部の衣類を一カ所に集めて吊るして置けるようなスペースは我が家にはない。
だから、真逆の季節のものはプラスチックの衣装ケースに入れて、今使うものは下の部屋に持って降りて、もうすぐ出番ですよ、みたいなものを２階のタンスや小引き出しに入れておく。

先日、キャミソール、タンクトップというようなものを仕舞って、綿100％の半袖シャツや長袖シャツを下ろしておいた。　上に着るものによって半袖と長袖を着分けて、靴下もスニーカーソックスのような短いものから足首を隠す長さのものにしておいた。
しばらくはこれでいけるはずだったのに。

いきなり１１月並みでっせ、という気温になったから、綿100％じゃ寒いです。　ヒートテックが要ります。　靴下もソックスじゃなくてハイソックスからタイツが欲しいです。　という具合に代わって大慌て（苦笑）

それらを家人の分まで仕分けて、寝具もまだパイル地のシーツで行けるかなと思っていたら寒いからボアシーツにしてくれ、という人もいるし。
パジャマももう一段階上げて(笑)　冬用の温かいのを出してくれ、とか。
フリースのガウンも出しておいた方がいいのかなぁ。

フローリングの敷物も、やっぱりもう一枚ふかふかのものを重ねようか、ホットカーペット出す？？なんて逡巡するし。

昨夜何を食べたかすら曖昧になっているから、去年の今頃の事なんか思い出せるわけもないけれど、こんなにバタバタしたっけ？

そんなこんなで、遊びに行っちゃあ家にいる時は必死で家事をする、って毎日で気がつけば１０月もぼちぼち下旬。
追い立てられているようだ。