大人の女のつくり方

伊藤緋沙子さんのお書きになったご本(河出書房新社)です。
帯に記されている言葉は『マダム・クロードに学ぶ　「愛される女性」になるためのヒントが満載！』だ、そうです。

読んでませんって。　今更・・・これ以上・・・愛されるのは負担だわ(笑)。

大人の女、と聞いて反射的に出てくる言葉は『エレガント』です。
若いお嬢さんと違って、当然、容貌にも衰えが出てきます。過去の栄光は、引きずりまわしていても無駄なのは本人が一番自覚していますよね？

でも、そういう外見の衰えを補って余りある知性や、教養や、経験に裏打ちされた自信など・・・そういうのを全てひっくるめて、仕草のエレガントな女性って大人だな～と思います。

kettyさんや縁さんはなんだかとてもエレガントに思える。
おちゃこさんは・・・美人だけど・・・思わない(爆)
丁稚がついていなかったら、ほんまもん京おんなだから・・・すごい大人の女だと思うのに・・・ご本人さんも書いてはるように・・・京女ちゃうやろ？

品はお金では買えない。これはT.Kが教えてくれた言葉です。

うちの母も、え～とこの奥さんでもなんでもないのに、私が大声で喋ったり、友達と道端で立ち話なんかしてると言いましたね。
「お里の知れる振る舞いは止めなさい」　　　私のお里ってどこですの？

もう、今では開き直って関西のおばちゃんに徹してますけど、やっぱり、いるのよね。お品が良くてエレガント・・・な女性。

息子を中学から私立の学校入れたって書きましたでしょ？
ここがそうでございました。。。
男の子なので上に進めないのを分かっていて京都女子大やノートルダム女子大の付属の小学校に入れていた親御さんたちが・・・大勢さんいらっしゃいました。

勿論、偏差値的にもっと上の中学なんかを狙わせたのに撃沈されちゃったわ、みたいな中途半端な私立でしたけれど、いらっしゃるんですよ。
普通に軽井沢に(しかも旧軽)に別荘もってるとか、息子の海外留学にオーストラリア？　何度も行ってますし・・。みたいな方。
勿論、車はベンツやBMWで乗り付けてこられます。

地下鉄のってくる私とは大違いです。
ブランドのスーツに身を固め、ハイヒールで闊歩？し、お上品に微笑んでいるお姿を拝見して、もう、無理、無理！
レベルが違う！と感じました。　　エレガントってね、やっぱりお金かかりますの。　違います？　　一生大人の女にはなれないと自覚している私でございました。