エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

厭な小説

2009-07-05 13:01:57 | 
京極夏彦著  祥伝社 平成21年5月20日初版 


さすが京極夏彦!
もう、本の帯からしてすぐれもの(笑)

『悪寒、嫌悪、拒絶・・・あらゆる不愉快、詰め込んだ日本一のどんびきエンターテインメント』  『知りませんからね 読んで後悔しても』

大好きです。彼の、こういう逆手に取るようなもの言い。
これって、京極堂、いえ、中禅寺やん、、、と思いつつ。

この画像を撮って、姫とみぃさんに『買ってしまった』とメールした。
直後

姫「どういう後悔なんざましょ?」
楽「お高いんざますの」
姫「ふーん、一億円で足りる?」
楽「まあね、あと一冊ぐらいは買えるわ」

みぃさんからは
 「借りてしまった・・・勇気あるなぁ。 さすがに手が出なかったぞ。作者が暗くなるような本を書くな~」というお手紙?と共に、やっぱり京極堂の『南極人』の画像が添付されてた。

あはは、本を読む以前から、いやになっちゃうほど面白い友人のメールで、ぞくぞくしてしまった(笑)
ところで、帯やらポップにかかれている宣伝文句の事を『惹句』(じゃっく)というのはご存じでしたか?

わたくし、長く生きておりますが、じゃっく、と聞けば「豆の木」と続けたくなる性分?で、そういう言葉があることは知りませんでした。
ええ、本はほんとに賢くなります。  読む以前から(苦笑)

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13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ほにょ~ (ポンチ姫)
2009-07-05 13:57:55
ジャックといえば、姫は、ハイジャックときますね(*^.^*)豆の木も、……ハハハ(笑)今の若者は、なんだろう???さて、読後の感想は、いかに??最近、バタンキュー、(^O^)gで、読書の時間が~いずこへ
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読後感 (楽母)
2009-07-05 14:19:11
そりゃあもう、書いた本人がゲラチェックで厭~ぁな気分になったという通り(笑)
たださ、この本、前巷説百物語なんかと
同じほどぶ厚い本なのに、なぜか軽いんだよ。 それがふ・し・ぎ。
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チッチッチ~~! (denboo)
2009-07-05 15:48:41
ジャックと言えば、ジャックと言えば、スパロウしかないです
ジョニデだーーーい好き
あ、楽母さん、私京極堂さんの小説ぶ厚すぎて、なかなか前に進みません。
いいなー軽いの・・・
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ナイトメア・ビフォア… (みぃさん)
2009-07-05 17:27:10
ジャック王子でなかったかいな…? からんからん脳です
『南極人』本も軽けりゃ中身はもひとつ軽い~♪←おばかともいいまする。
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Unknown (さとぽん)
2009-07-05 17:32:04
この前本屋で見かけたけど、僕の胸板並に厚いよね。
なんで上下巻に分けないんでしょ?
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お返事なり (楽母)
2009-07-05 17:52:22
denbooさん
ああ、そうね。ジョニデ(笑)
京極堂の本ね、文庫の分冊タイプが一番薄いかな。 今度シリーズ映画化される時は絶対に榎木津礼二郎をGACKTでやってもらいたい(そればっか)

みぃさん
南極(人)って、かっこがいるんだね~(笑) ルー・ガルーの続きが出るって? 楽しみなり。

さとぽん君
分冊にしないのは、分冊にしてしまったら『本』になるからよ。
今のままだと『本』の他に『枕』という使い方もできるでしょ(笑)
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 (ポンチ姫)
2009-07-05 18:06:30
ほ~ん…♪
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 (楽母)
2009-07-05 18:39:47
あはは。 ぶっくり♪
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無理~ (オズ)
2009-07-05 18:51:33
題名に惹かれるけど、
皆さんのコメント見てると、オズの知能では無理かモーで無く完璧に無理・・・・

ジャックは石原裕次郎を思い出します。
ゲッ!!古いですね~
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ジャック。。 (楽母)
2009-07-05 22:37:51
オズさま
石原裕次郎のジャック?? 分かりません。 いえ、別に若ぶってるわけではないですが。私、石原裕次郎は『太陽にほえろ!』からなもんで(滝汗)
京極さんのこの本、オムニバスというか、短編寄せ集めだから全然ムリじゃないと思います。 厭な小説って題名だけど、面白いの(笑)
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