よろず占い処 陰陽屋猫たたり

天野 頌子　著　　ポプラ文庫　２０１４年　７月５日　初版

このところ、本屋巡りが盛んで(笑)　しょっちゅう本屋を覗いています。
PCを始めたころから本を読むのが激減してたんです。

それが去年ぐらいからちょっと復活傾向にありまして、今年はさらに以前に戻る・・・といってもかなり少ないですが・・・感じになっています。

揺り戻しっていうのかなぁ、あまりに便利なモノに囲まれているとアナログチックになる(笑)
一枚一枚ページをめくって、自分の速さで活字を読みたくなります。

今、出版不況っていわれてますけど、やっぱり面白い本は売れているみたいだし、そのうちまた、紙の本の良さに戻って行くんじゃないか？って思うのは希望的観測過ぎるんでしょうか。

陰陽屋シリーズの７冊目。
実は、本カテゴリー作っても全部を書きとめていないから、陰陽屋も全部読んでいても自分でも記憶が曖昧で、これ読んだっけ？？と自信がなくなって発行日を見て確認するという次第。

表紙も似たりよったりだし、シリーズ物はあいだが開くと、どれを読んだか分からなくなるから困ります。

これは、最新刊だけあって(笑)当然、読んではいませんでした。
ドラマ化された時、自分の中でイメージしていた陰陽屋と、キツネ君が、関ジャニの錦戸くんと、Hey! Say! JUMPの知念くんでキャスティングされて、なんか違うな～って思ってたんですが、勝手なもんで、今、この本を読んでいる最中は安倍祥明は錦戸くんだし、キツネ君は知念くんを思い浮かべてる(笑)

例によって、インチキ？陰陽師と授業中は寝てばかりの高校生の瞬太くんを中心に物語は進んでいく。
現時点の物語と、前からのシリーズを貫いている化けキツネ探しが同時進行で、化けキツネ探しのことは半分忘れていたから、読み進むうちに、そうそう、そうだった！って思いだす始末（苦笑）
ほぼ漫画のようなつもりで接しているので全然記憶にとどまらない。

ああ、でも面白かったです。
電車の中とか、昨日みたいな映画の上映待ち時間とか、お暇つぶしにはもってこい。