エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

実家片付けの事

2024-11-25 07:54:48 | 日記
仲介業者、買い取り業者、実家を処分するのにたくさんの業者さんに見積もりをしてもらったようです。
仲介だといつ売れるか分からないので、買い取りで、ということになったらしいんですが、お値段まちまち。
高値をつけてくれるところは中の家財道具の処分をするのが条件だったり、もっと高値のところは家を潰して更地にまでする条件だったり。
買いたたき?みたいな安値のところは、家財道具の一切合切そのままで引き受けます、だったり。

まぁなんにせよ、実家のモノの整理をしなくてはなりません。
お宝が出てくるかも知れず(笑)

いや~参りました。
そのゴミ、ガラクタの量たるや、うち断捨離しました、の番組どころの比ではなく、どこを開けてもぎっしりモノが飛び出してくる。
信じられないぐらいの衣類、いろんな金融機関から届いたらしいカレンダー。 丸めてビニールの筒に入った何年も前のものが山盛り。
旅館出来そうなほどの布団。 私がバザーにでも出せ、と言っていた貰い物の食器。箱に入ったまま色あせているブランド物のタオル。
編みかけのセーターや、無造作に袋に突っ込まれている毛糸束。 父が繊維会社勤めだったので社販かなにかで手に入れたらしきプリント生地。
母の旧姓あてで届いている手紙の束(何十年前のなの?)。 おびただしい写真。 山盛りの毛糸や生地は勿体ないとは思うけれど、私ももう編み物はしないし、プリント地で何を作れと??

とりあえず、何も考えずに貴重品があるかないかだけチェックしながらゴミ袋にどんどん入れて行きました。
兄も私も金目のもの以外、「これ、要る?」「持って帰る?」「要らん」「要らん」の繰り返し(笑)
元値の高そうな今時あまり見たことのないわに革のバッグは「娘にメルカリで売らせる」とかって、そんなのばっかり。

ただ、何の思いもなく捨てられるものと、捨てられないものがあって。
見つけて涙が出てしまったのが父の日記。 というか、闘病記みたいなもの。
病院でも書きつけていたものを家に戻ったおりにワープロで打ち直して製本直前みたいに綴じてあった。
これ、ゴミです、って捨てにくい。 でも、手元にも置けない。

こういった類のものは絶対に遺したらあかん。
あとで処理する我々にものすごい負担を強いる。

というわけで、お宝は出ず(笑)一部屋ゴミ置き場にしたものの、まだ10分の1もチェックできていない。
はああ~。ため息。

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