みなさんこんにちは。
先日3Dプリンターで作った家が300万円、と書きました。
でも待てよ
キッチンやお風呂、洗面台といった設備だけでそれくらいいくよなぁ…
基礎だって作らなくてはいけないだろうし給排水工事もある…
300万円は本体価格のようですね。
それでも格安には違いありませんがなんだかんだで1000万円は必要となりそうです。
法整備の関係もありますし、銀行が担保として見てくれるかどうかも不明なので住宅ローンは当面組めない可能性もあります。
でもこういったイノベーションは消費者にとってはありがたいことですね。
職業柄普及するとちょいと困るのが本音ですが私は3Dプリンターで作る住宅には興味があり、その分野の発展を期待しています。
さて、もうすっかり浸透したであろうウッドショック。
こちらもみなさん実感しているでしょう、あらゆるものの価格の上昇。
当然住宅価格も上がっています。
ウッドショック前からいくら住宅価格が上がったか住宅価格の平均取引額からみていきましょう。
2022年平均新築一戸建て価格は5240万円
二年間で約1000万円上がっています。
中古住宅の価格もおよそ1割アップ。
いやぁ~、恐ろしいほどの価格上昇率です。
住宅の専門誌などを読んでも、今後この価格に顧客がついてこれず近い将来新築は今の半分くらいの件数になると暗い見通しばかりです。
幸い今年は駆け込み需要と思われる現象で受注は好調です。
こんなときほど緩むのではなく社会情勢の変化にどう対応していくか検討することが必要と感じています。