みなさんこんにちは。
出社してまずやることがメールチェック。
ほとんどが迷惑メールです。
仕事でしか使っていない会社で用意してくれたアドレスですので個人のアカウントとして当然使っていません。
毎日何十通とくるお付き合いのない金融機関の名を騙ったメール、カード会社の名を騙ったメール
どうぞご勝手に口座の凍結でもカードの利用停止でもしてください。
なんか、卑猥な動画を見て猿になっている私をPCのカメラで録画してお金を払わないとばら撒く、会社でそんなことするわけないじゃん
できるものならどうぞ。
心の中で悪態つきながら削除していきます。
東京水道局?長野なんだけど…まぁ、いいか…
水道料金が未納です。ここに振り込まないと電気を止めます
迷惑メールでふふっとしてしまいました。
水道料金払わないと電気を止めるって…
少し楽しい気分で仕事に取り掛かれます。
さて、もう物価高にも慣れてきて驚かなくなってきましたね。
賃金さえ同じかそれ以上に増えているならこれくらいの物価上昇はむしろいいことなのです。
賃金が増えるのなら…ね
日用品の物価高はみなさんも身をもって体感しているでしょうから、今回は住居費に焦点を当ててみていきましょう。
注文住宅は10年前と比べると114%です。
結構頑張っている感がありますが、実は建築面積は減っているのですね。
面積当たりの金額増を見ると30%を超えますね。
マンションはえげつないことになっていてニュースで東京のマンションの平均価格が億を超えたとかよく目にするのではないでしょうか。
マンションは超高価格帯の物件が売り出されると平均が跳ね上がったりするので比較が難しいのですが、ざっと二倍になった感覚です。
やすい物件は設備のグレードなどを下げるステルス値上げで価格を維持している面もあり注意が必要です。
こうなってくると賃貸有利説が持ち上がってくるのですが、賃料の平均も上がっています。
前年同月比で5~6%ほど。
建築費に負けず劣らずどころか10年で倍近くになるほどの上昇率です。
まぁ、このペースが10年は続かないでしょうけど。
物価の下がる見通しはいまのところ全く見当たりません。
今3000万円の家は高くて躊躇してしまうかもしれませんが、10年後にはこのままの物価上昇が続けば5000万円です。
お給料が上がらなければとてもじゃないですが、もう手は出せません。
お給料が上がるのなら…
3000万円の家は安い時に買って良かった、となるかもしれません。
そういえば、一昔前に老後二千万円問題が話題になりましたが、この物価上昇が今後も続くのなら私の老後と言われる頃には2000万円のところが4000万円ということになります。
本当にそれほどのお金が必要かどうかはともかく、お金の価値は下がり続けるということは覚えておいた方が良いです。
貯金派の方は、預金額こそ減らないものの年々買えるものやサービスが減っていってるということを自覚したほうがいいですね。