話題の映画を、桜坂劇場で見て来ました
『旅立ちの島唄 十五の春』
丁寧に撮った映画で、泣かせます
おとう役の小林薫は、島人っぽくないなぁと思っていたのですが、
見ているうちに、段々島人に見えてきます
やっぱり上手いな~~
逆に大竹しのぶは、ちょっと残念な感じですかね~
話題の映画を、桜坂劇場で見て来ました
『旅立ちの島唄 十五の春』
丁寧に撮った映画で、泣かせます
おとう役の小林薫は、島人っぽくないなぁと思っていたのですが、
見ているうちに、段々島人に見えてきます
やっぱり上手いな~~
逆に大竹しのぶは、ちょっと残念な感じですかね~
浦添城は13世紀に築かれ、
14世紀に石積み城壁で囲まれた大規模なグスクになったそうです
1597年に整備された、浦添城から首里へ向かう道
「ようどれ」というのは「夕凪」の意味で、琉球王国初期の王陵です
長い階段を降りて行きます
ようどれは沖縄戦で壊滅しましたが、その後修復・復元しました
東が尚寧王、西が英祖王の墓といわれています
墓を守る左の石獅子
右の石獅子は、沖縄戦で失われたそうです
城跡内にあるディーグガマ(デイゴ洞窟)は、
『琉球国由来記』に記されている「渡嘉敷嶽」だと考えられているそうです
石畳道を整備した時の竣工記念碑です.
碑は復元したものですが、手前の石は、当時の馬に乗るための踏み台だそうです
グスクはみな、見晴らしの良い場所にありますね
風が爽やかで気持ちよかったです
この異国情緒溢れる塀
車で前を通るたびに、ここは何かな~と気になってました
ネットで検索したらここは『福州園』といって、
那覇と姉妹都市の福州市との友好都市10周年記念として作られたそうです
8500㎡の庭園が、春夏秋冬を表現したエリアに分かれています
入ってしばらくは、中国語と英語のアナウンスが続き、
ここはどこ
という不思議感覚におそわれます
順路は、大きな池を一周するようになっています
滝あり
李白先生もいます
福州の人なのかな
これで入場無料なんて、行かなきゃ損ですよ
余談ですが、福州園の駐車場にあった標語
なんて書いてあるのでしょうか~
沖縄県那覇市久米2-39
福州園管理事務所
GWに壷屋やちむん通りに行きました
読谷のやちむんの里は、たまに行くのですが、那覇の方は久しぶりです
南窯から見たやちむん通り
何度来ても楽しいですね~
このお店は、可愛い食器が多くあります
暑いので、休み休み。。。。
これは骨壺なんですよ~
鯉のぼりもあちこちで見かけました
ここからスージ小(細い道)に入って。。。
風情のある通りです
月桃も咲いていました
ここでは体験陶芸やシーサー作りができます
ひめゆり通りまで来たら折り返し
古い井戸があります
井戸の脇に付いていた不思議な生き物
なんだろう、これ
この店は新しそう
見るだけでも十分楽しいけど、
カップひとつでも買うと、家に帰ってからも楽しめますよ
県立美術館で開催中の田中一村展は、とてもお勧めです
子供の頃から神童・天才といわれた一村
それが、どういう経過で『孤高の画家』と言われるに至ったのか
神童と言われていた頃からの絵を丁寧に展示することで、
とても分かりやすく語られています
ポストカードだと、実物のニュアンスはなくなってしまいますね~
これは、私が2番目に気に入ったパパイヤの絵です
一番気に入ったのはクバとコンロンカの絵ですが、
ポストカードは、あまりにニュアンスが違ってしまっているので買いませんでした
紅型展と一緒に見ると割引になるのでお得です
こちらもまた、琉球王朝の国宝もあり、
たぶん王子様が来ていたと思われる子供の服もあって見ごたえあります
首里城で無料で見れる琉球舞踊は、ほんとお勧め
踊りも演奏もレベルが高いんです
所作が美しいな~~
これがタダなんて、見なくちゃ損です
1日3回、毎週4日(水・金・土・日)と祝日開催
【1回目】11時00分~
【2回目】14時00分〜
【3回目】16時00分〜
『沖縄アウトレットモールあしびなー』が、12月にリニューアルしたんです
敷地も広くなって、新しいお店が入りました
那覇空港にお見送りに行くついでに寄ったので、時間がなくてゆっくり見れませんでしたが、
お客さんもたくさん入って、賑わってましたよ
時間がない中でも、しっかり買ったのはこれ
HELLY HANSENの沖縄バージョンTシャツです
那覇空港から無料シャトルバスもありますよ~
友人の観光につきあって、久しぶりに公設市場へ
ブダイは、綺麗なブルーですよね
皮を剥かれちゃったハリセンボン
初めて見ると、結構ショッキングです
皮を剥かれる前のハリセンボン
親ハリの背中に子ハリ
常温で持って帰れるお土産はないかな~
あったこれ
ぶたりめ
「あたりめ」のブタ版みたいです
那覇の公設市場の近くにある「雑化屋」さん
面白くて可愛いアクセサリーが、いっぱいあります
ピアスの金具は、アレルギーを起しにくいチタンに変えてもらいました
プレゼントではないのに、素敵なラッピングをしてくれました
ちょっと場所が分かりにくいかも・・・
雑化屋HAMAKICHI
沖縄県那覇市松尾2-11-16
098-861-8090
テンペストの舞台を見に行ったとき、「テンペストツアー」のちらしをもらいました
テンペストゆかりの地を回るツアーです
基本コースは、首里城周辺ですが、
オプションで、識名園などを回る「寧温の夢コース」や、万座毛などへ行く「真鶴の恋模様コース」や、
斎場御嶽などを回る「聞得大君(真牛)の碧眼コース」があります
こういうツアーも面白いかもしれませんね
前知識があると、王冠ひとつを見ても、いろいろ想像できて楽しいです
ここは、聞得大君が祈った場所です
昔は男子禁制でした
ここから見える海を、真牛も見ていたんですね
そして、首里城に行ったら、鎖之間でお茶をいただくのがお勧めです
さんぴん茶に、琉球王朝のお菓子が付いて300円です
器は、もちろん沖縄のやちむん(焼き物)と、琉球漆器
花ぼうる、くんぺん、ちぃるんこう、ちんすこう。
そういえば、小説の方では、側室の真美那がよくこの「ちいるんこう」を作っていました
この人の「お嬢様爆弾」がスゴイんです
ぜひ原作を読んでみてね
知り合いが来て那覇観光をするときに、よく一緒に壷屋へ行きます
そして、壷屋へ行くといつも南窯へ案内します
今まで、私は南窯へはこの喫茶店を通らないと行けないと思っていたんです
いつもいつも、通り抜けるばかりで申し訳ないなぁと思っていたのですが
今回、普通に横の道から行けることを発見しました
ひぇ~
今までごめんなさい~
壷屋通りは、雰囲気があってとても良いお散歩コースです
魔除けの石敢當(いしがんとう)も見られます
ぜひ、那覇観光のときは行ってみてください
何度行っても、新しい発見があって楽しめますよ
私は、いつもひとつだけ器を買うことにしています
今回は、宮城須美子さんのお皿を買いました
以前もカップやお皿を買っていて、私の大好きな作家です
久しぶりに、日曜日に首里城に行きました
そしたら、守礼の門の前で成人式の記念写真を撮っていました
悪名高き(?)沖縄の成人式ですが、楽しそうに記念撮影している成人達を見ていたら、
TVで放送されているほど、悪くないんじゃないかと思いました
首里城では、タダ!で見られる『舞への誘い』が、超お勧めです
上の写真は、美女と醜女の踊り『しゅんだう』です
初めて見たときはわかりませんでしたが、いろいろ他で見たり、自分で三線をかじってみると、
ここの舞も地謡も、レベルが高いのがわかってきました
それと、外から見えないところにいる地謡の人達が、若くてカッコ良いんです
これ、もったいないですよね
ぜひ観客から見えるようにしてもらいたいです
那覇空港に「TRANSIT CAFE」というお店がありました
3Fのチェックインカウンターの裏側です
北谷砂辺に同名のお店がありますが、関係ないらしいです
ここは、ロイヤルホストでおなじみのロイヤルグループのお店なんだって
コーヒーがちょっとぬるかったけど、味は美味しいです
トランジット カフェ
那覇空港旅客ターミナルビル4F
沖縄県立図書館で、「山之口貘文庫開設展」開催中です
県立図書館100周年記念企画だそうです
今までにも何度か山之口貘さんの紹介はしていますが、小さな日常を詠んでいるのに、不思議に大きな宇宙を感じさせる、沖縄出身の詩人です
詩の中にも何度も登場する娘さんの泉さんが、原稿や身の回りの品を寄贈し、整理されて展示されています
推敲の鬼とも言われた貘さんですが、原稿はとても丁寧に書かれ、書いたものに書き足したり削ったりして推敲するのでなく、一枚一枚最初から書き直しているところは意外でした
貘さんは、随筆に自分を「のろのろ」と書いていましたが、たしかにこのやり方では時間がかかったと思われます
インターネットでお手軽に書いた文章では出ない大きな宇宙感が、「のろのろ」だからこそ生まれるんでしょうね
原稿以外にも、私の好きな「芭蕉布」という詩に出てくる、お母さんが織った芭蕉布で仕立てられた着物や、沖縄に里帰りした時に持って行ったかばんも展示されていて、感動しました
貘さんの詩は、今の時代にこそ、若い人にも読んでもらいたい作品です
11月14日まで展示されているので、興味のある方は、ぜひ行ってみてください
詩集は、ちょっととっつきにくいという方にお勧めなのが、「詩人・山之口貘をうたう」というCDです
高田渡・佐渡山豊・嘉手苅林次・大工哲弘が歌っています
『生活の柄』 詩・山之口貘 歌・大工哲弘
歩き疲れては
夜空と陸との間にもぐり込んで寝たのである
草に埋もれて寝たのである
寝たのであるが
ねむれたのでもあったのか!
このごろはねむれない
陸を敷いてはねむれない
夜空の下ではねむれない
揺り起こされてはねむれない
この生活の柄が夏向きなのか!
寝たかとおもうと冷気にからかわれて
秋は 浮浪者のままではねむれない