著者:与並岳生 新星文庫
ネーブルカデナの本屋さんで、見たことない文庫本が並んでいました
文庫で全5巻あったので、5巻全部買おうか迷いましたが、面白くなかったらもったいないと思い、1巻だけ買ってきました
全部買えばよかったよぉ~
とっても面白くて、あっという間に読んでしまい、続きが読みたいっ
琉球王朝の『絶世の美女』と名高い王女『百十踏揚(ももとふみあがり)』の生涯を書いたものです
『百十踏揚』という名前の意味ですが、百十は百に十を重ねる(いついつまでも末永く)ということで、踏揚は、踏み揚がる(気高い・栄える)ということだそうです
琉球発音だとムムトゥフミアガイとなります
百十踏揚の父は第6代尚泰久王で、父方の祖父は琉球を統一した尚巴志王、母方の祖父は護佐丸です
①巻は、勝連の阿摩和利へ百十踏揚を政略結婚させようかと、父の尚泰久王が思いつくところで終わりです。
後に第一尚氏を滅ぼし第二尚氏となる伊是名金丸も、優秀な家臣として登場しています
歴史を知ると、また更に琉球が好きになりますね