富田元治のブログ

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「金持ち課税」 =税の公正をめぐる経済史= 

2020年01月28日 | #デタラメ政治

「金持ち課税」 =税の公正をめぐる経済史= 

ケネス・シーブ、デイヴィッド・スタサヴェージ・著 みすず書房 ¥3996円

 

OECDが公表する貧困率世界第1位のアメリカでは、99%運動が起こっています。

しかし、貧困率世界第2位のこの国は、

99%の人々が富裕層だと勘違いをしているようです。

 

金持ち優遇政策で、ますます格差が拡大していますが、

施策によって創られた格差社会に気が付かないのでしょう~?

富裕層に対する優遇税制の穴埋めに、消費税が増税されたのですが、

国の借金を返すためには消費税増税は、仕方ないと思い込まされているようです。

 

画像はサイトから無断借用です。

 

この「金持ち課税」の本に、富裕層への課税強化を可能にしたのは戦争だ、

『戦争こそが、金持ち課税を可能にしたのだ』 と書いてあります。

『2度の世界大戦を経て強化され、最高税率は70~90%にも達した』 と書いてあります。

戦争がない時代の富裕層課税強化の困難さも書いてあります。

 

小泉純一郎、竹中平蔵が、唱えたように貧困は自己責任でしょうか?

富裕層は努力をした人、貧困層は努力をしなかった人、でしょうか?

違います、貧困は自己責任ではありません。

日本の貧困は明らかに政治によって作られた貧困です。

政府は、日本には貧困は無いと結論付けています。

 

貧困がないはずの日本は、OECDが公表する貧困率NO1のアメリカに次いで、

堂々の貧困率世界第2位の貧困大国なのです。

金持ち(権力者)が好きなように税金を集め、

金持ち(権力者)が好きなように税金を使う国なのです。

(最近は、私立大学の裏口入学にも税金が使われています)。

この国は、権力者、お金持ちにはいい国なのです。

 

所得の多い人は努力をしている人、所得が少ない人は努力をしていない人なのです。

このことに、日本国民が納得しているのです。(マインドコントロールされたのです)。

 

使い捨て労働者は、努力をしていない人なのです。

不安定雇用の身分の人は努力をしていないのです。

所得が低いのは、努力をしていないからなのだと、

国民がマインドコントロールにかかってしまいました。

 

旧民主党が、貧困大国日本を政権交代の起こらない国にしました。

旧民主党の3馬鹿トリオの全くデタラメな政治に、国民はサジを投げ出し、

政治に希望を失い、政治に全く期待しなくなりました。

仕事を、二つも三つも掛け持ちしているのに稼げないのは努力をしていないからだ、

多くの国民が納得しています。完全にマインドコントロールされています。

小泉純一郎、竹中平蔵は、麻原彰晃よりマインドコントロールが巧い人間でした。

 

貧困大国アメリカ、階層社会アメリカ、世襲社会アメリカを追いこし、

世界最先端を行く、世襲社会日本が完成しています。

富裕層の世襲、貧困層の世襲が完成した国になりました。

マスコミが報道しませんから、気が付かないだけです。

『戦争こそが、金持ち課税強化を可能にした』 これしかないのかも知れませんね。(大笑い)。

 

画像はサイトから無断借用しました。ごめん。

◆ 7月15日  貧困は自己責任か?  ←クリック。(私のブログです)。

 

 

 

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所得税、相続税、贈与税に累進税率を復活させよう~!

2020年01月28日 | #デタラメ政治

所得税、相続税、贈与税に累進税率を復活させよう~!

金融資産税の一律20%の分離課税を、総合課税に戻そう~!

 

2012年7月28日のブログを再アップ。

数年前まで、国民の80%以上が、中流の生活を謳歌していました。

一億総中流の時代でした。

ところが、小泉改革から一億総貧困時代になりました。

国も貧困になり、マスコミが、財政赤字を報道します。

お上の言うことに、間違いなどありません。

国が破綻するなら、消費税増税しても仕方ない、と思ってしまいます。

お上が、国民をだますはずはありません。

 

ところが、お上が、国民をだますのです。

このことが分かったのは、原子力発電所の事故でした。

この事故は、人災だったのです。

お上まかせの国民が引き起こした人災事故だったのです。

 

 一億総貧困になったのも人災です。

国民が支持した小泉改革は、富裕層優遇税制がネライでした。

富裕層の為に、所得税も相続税も税率をひき下げました。

お上は、富裕層の税金を下げ、貧困層から税金をとり上げるのです。

 

世界には、富裕税と言う税もあります。

富裕層をターゲットにした税金です。

消費税の増税前に、富裕税を考えるべきなのです。

しかし、全く、話題にもなりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界第2位の富裕層大国日本

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界ワースト9位の貧困率:日本

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親の収入と子供の学力(富裕層の子は、学力が高い)。

上の表を見ると、低所得者層の子供は学力が低いですね。

 

所得格差が、学力格差を生み、

学力格差は、貧困層の拡大再生産につながります。

所得が低いと、子供に学習の場も与えることが出来ませんから。

 

富の再分配機能を果たすのが税制です。

ところが、今の税制は、富裕層と貧困層の格差を広げるばかりです。

所得税、相続税を小泉改革以前に戻せば、消費税増税は必要ないのです。

庶民に負担を増やした市県民税も、国民保険税も、自動車税も、すべて

小泉、竹中改革以前に戻すべきです。

 

なぜ、所得税、相続税を小泉改革以前に戻そうとしないのでしょう?

国民が支持した富裕層優遇税制(小泉改革)だからです。

庶民からとり上げる消費税増税で、格差は広がるばかりです。

 

一億総中流だった頃の税率に戻しましょう~!

小泉、竹中、御手洗が、改悪した法律を全て元に戻しましょう!!

新自由主義経済の名の下に、小泉、竹中、御手洗が、改悪した法律を

すべて見直しましょう!

消費税増税など必要ないのです。

お上は、マスコミとグルになって国民をだまします。

 

諸外国は、福島の原子力事故を、お上まかせの人災だと言っています。

マスコミが報道しない【紫陽花革命】に参加しましょう~!!

 

 

 

 

 

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