今日はどんよりと曇り空。雨はほとんど降らなかった不思議な空模様。天も怒りを鎮めて静観しているかのようだ。民主党は過半数の議席確保が絶望的となった今回の選挙。自分は、午前中に投票に行き、地元の自民候補に1票。自民党の消費税UPに反対なので、誰も入れそうに無い「たちあがれ日本」に投票した。
「なんで、たちあがれ日本なんだ?老人政党に未来があるのか?」とか言われそうだが、真の保守政党が一つぐらいあった方が、いいと思ったわけだ。どうせ、この捻(ねじ)れ状態になったら、政界再編の時期(衆議院議員選挙)も近づくだろう?そうなったら、混乱を機に、保守勢力の受け皿として良いと思わないか?
本当は、自民党が自浄作用を持って、信念を持って、この日本国のため、日本人のための政治をやって欲しいと思っていたのだが、一部の若い議員(小泉進次郎氏とか)を除けば、まだまだ老人政党のままで、若者の就職実態とか、給与実態とかを把握していない現状が気に入らない。結果、民主党と同じように、ブレまくる事は必至だと思うのだよ。おまけに、公約に消費税10%を掲げているから、タチが悪い。
まあ、民主政権9ヶ月で、ある程度の国民は、気づいていたようで、良かったよ。民主党が悪しき政党であると気づいて。ただ、全然投票に行かなかった奴らは何だ!今後は、一回棄権したら、次回からの選挙権を1回休みにするとか、3回以上棄権したら、投票権を取り上げてもいいんじゃないか?それか、一人1000円予め徴収して、選挙に来たら返却するとか(詐欺が横行するかもしれないから、投票基準を厳格にするべき)した方がいい。棄権した連中の1000円が国庫に入るし、一石に長だ。
自分が反対している、外国人参政権の問題だって、日本人には投票権があると言う権利が欲しいと言う話しだ。それぐらい、国にとって、社会にとって重要な権利であるのだから、少しは、自分達の権利を、きちんと社会のために、使えよ!それが、結局、自分のためになるんだよ。
話しは変わるが、今回の投票でも分かる通り、一部の馬鹿は、何時まで経っても懲りないし、直らないよなぁ。頑固で、我侭(わがまま)で、幼稚な癖に、バブル期を思い出しては、今の若者を努力が足らないと貶(けな)すしか、自己顕示欲を満たせないのかねぇ。その癖、パチンコだの、風俗だのが全く直らない団塊の世代の連中が、入れたんだろうなぁ。組合の談合でも無いと、これだけ組織票を入れられないだろう?
多数決理論の過ちを敢えて挙げるのならば、世代(ジェネレーション)差による、出生率と生存率を加味した結果が、現在の日本を歪めているんだろう。出生率も世代によって、第一次ベビーブームから第二次とあり、その世代別人口差が今回の選挙でも大きく出たということだ。
■NHK参議院議員選挙速報