京都における「けいおん」聖地巡礼のための交通基礎知識紹介の五回目は、京阪電鉄について述べます。その京都市内の運行区間は、三条駅までを京阪本線、三条駅から出町柳駅までを鴨東線と呼び分けています。その鴨東線が、「けいおん」聖地巡礼においてもよく利用される区間です。
上図は、京阪電鉄の路線図のうち、京都府エリア内の部分だけを示した図です。、「けいおん」聖地巡礼においてもよく利用される駅は、出町柳駅と三条駅です。
出町柳駅は、映画版に登場するスポットの一つです。北で叡山電車出町柳駅と連絡しており、修学院方面への中継ポイントとしても利用出来ます。
三条駅は、三条エリアの聖地スポット群への最寄駅です。地下鉄東西線の三条京阪駅と隣接しているので、地下鉄への乗り換えが容易です。
さらに、祇園四条駅も割と利用されているようです。四条通寺町界隈の聖地スポット群への最寄駅でもあるうえ、京都のアニメ聖地巡礼の宿泊者の多くが四条通界隈の宿を利用していることから、「けいおん」ファンも同じ傾向にあると言えそうです。
また、この駅はバス停「四条京阪前」に隣接しており、に市バスとの乗り換えポイントとしては、大変に便利な所です。「けいおん」聖地の今宮神社へ直接行ける46系統、および北野天満宮へ行ける10系統のバスに乗り継ぎが出来ます。また嵐山へ向かう11系統にも乗れますので、京阪電鉄とバスとを組み合わせた巡礼コースか設定可能です。
京阪電鉄は、かつて映画版公開を記念して2011年の下半期限定にて石山坂本線に「放課後ティータイムトレイン」を走らせ、さらに「けいおん!」のテレビアニメ放送開始5周年を記念して大津線にて「けいおん!」ラッピング列車を運行するなど、「けいおん」シリーズに関しては積極的な応援ぶりを示したことでも知られています。
京阪電鉄の公式サイトはこちら。