閉川原児童公園を出て東大路を北上、修学院駅エリアに戻ってきました。今回の巡礼コースは、同じ道を二度歩くのを避けたい、というナガシマさんの希望に沿って、同じエリアでもルートが重ならないように考えて設定していました。修学院駅の東側と西側に分け、行きは東側、帰りは西側にコースを決めてありました。
上図は、かつてアイスショップ「デイッパーダン」があった場所で、今はベーカリーショップになっています。各話に登場する、通学路沿いのアイスショップの元ネタが「デイッパーダン」であったようです。
私も、京都造形芸術大学時代に、松ヶ崎に下宿していた友人の所へ遊びに行く際に、アイスの差し入れを買った記憶があります。
修学院駅の西側の商店街の歩道です。ここも劇中によくアングルを変えて登場しています。とにかく聖地スポットが連続しています。
大原通の辻に位置する和菓子専門店「双鳩堂」です。2期第14話「夏期講習!」に登場し、田井中律と琴吹紬のやり取りがこの付近で展開されています。
「双鳩堂」の横から大原通を南に行くと、すぐ右手にかつては書店がありました。上図右端の駐車スペースが、その跡地です。劇中では、その書店も含めた昔の景色が描写されており、田井中律たちが立ち寄った駄菓子店もおなじ通りに面していたようです。
しかし、その駄菓子屋の元ネタは、未だに特定されていないようです。一説では、四条寺町通の有名な駄菓子店「船はし屋」がモデルではないかとされています。
「双鳩堂」の横から北山通を見ました。通りの向こう側の右端に、劇中に登場していたスポットである「からす天狗」の跡地が見えます。現在は別の店舗になっています。2期第13話「残暑見舞い!」で、中野梓たちが受験勉強帰りの平沢唯たちに出会う場所の元ネタです。
修学院界隈は、私の記憶の範囲でみても変化が特に著しい地域です。「けいおん」劇中の風景との相違点がかなり見受けられますが、放送当時よりも以前の状況を描写しているようなので、昔の写真などを参考にして劇中の景観が設定されたのかもしれません。
松ヶ崎方面に進み、松ヶ崎橋東詰の手前でペットショップ「P・G・Sベルク」を見ました。1期第13話「冬の日!」にて中野梓のセリフに存在が示唆され、鈴木純から預かった猫を世話するための道具などを購入した際の袋が登場しています。
松ヶ崎橋東詰交差点です。ナガシマさんも前回の3月の巡礼で来ていますので、テンションが上がって色々指さして熱く語っていました。
ただ、この辺りは交通量も多いので、劇中と同じ景色を撮影するのはなかなかに大変です。それでもナガシマさんは至福の表情でスマホをあやつっていました。
松ヶ崎橋の上から、南の高野方面を見ました。
振り返って、北の山端方面を見ました。1期のオープニングに登場して有名になった、聖地の中の聖地の一つです。走るHTTの面々、という構図がファンの脳裏に刻みこまれたスポットです。
1期のオープニングなどに登場するお店の元ネタの喫茶店「レトロビーバー」です。営業時間は午後からなのですが、この時は寄ろうと思えば寄れました。
ですが、予定よりも二時間あまりを超過しており、それでいて計画したスポットを全部回ってきていたため、これ以上の時間的余裕は望めませんでした。行っていない場所をとっておくことで、次に来る楽しみが増えますよ、等と話しつつ、このお店への訪問は見送りました。
なので、ナガシマさんはもちろん、私もまだ入った事がありません。話によるとアンティーク品やギターが沢山展示されているそうなので、私設資料館のような雰囲気であるのかもしれません。 (続く)