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気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

「ゆるキャン△」の各務原桜

2018年03月15日 | ゆるキャン△

 「ゆるキャン△」の準レギュラーキャラクターの一人、各務原桜です。主人公のひとり各務原なでしこの姉として、原作でもアニメでも第1話から登場しており、その存在感は格別です。元ネタは岐阜県各務原市域に桜の名所が多いことであろうと思われます。

 

 なにしろ、2017年春にアニメ化が発表された際の宣伝イラストにも登場しています。各務原なでしこ、志摩リンと合わせて第1話登場のトリオを成しています。アニメにおいても、原作と同じように登場するでしょうから、物語全体のなかでも重要な立ち位置を占めるであろうことは、容易に想像出来ました。

 

 各務原家においては、妹のなでしこを一番気遣っている様子が、最初の登場シーンからもうかがえました。パッと見ただけてすと、姉妹二人で暮らしているのか、と思ってしまいそうな雰囲気でした。

 

 馬鹿をやらかした妹なでしこを叱り、志摩リンに丁寧に詫びるあたりは、姉というより保護者みたいです。実際、母の静花よりも妹を常に心配している存在、という感じの描写が原作でもアニメでもなされています。

 

 普段はどちらかというと無表情に近く、時には気怠そうな雰囲気もにじませます。喜怒哀楽の諸感情がやたらに表出する妹とは正反対です。観ていて、喜んでいるのか怒っているのかがいまいち分かりにくいですが、とにかく妹には優しい、厳しい時もあるけれど優しい、これだけはよく分かります。

 

 妹なでしこのキャンプ活動に常に付き合い、各地のキャンプ場へと送り迎えしています。なんでもないことのように見えますが、地図で確かめると、相当な距離を移動しているのに驚かされます。それを面倒くさがらないのは、元来がアウトドア好きで、ドライブも好きだからではないかと思われます。

 実際、大学生で車の免許を持ち、車も日産のラシーンという渋めのSUVを選ぶあたりに、その傾向が端的に示されています。しかもラシーンは、カスタムグリル丸目2灯仕様と、なかなかこだわっています。

 

 会社の昔の同僚に同じラシーンに乗っている方が居て、二度ほど吉野黒滝へキャンプに行ったことがありますが、その際にラシーンの車内空間の広さに感心した記憶があります。当時の自分は三菱シャリオグランディスに乗っていて、車内空間はそっちの方がもっと広い筈なのですが、ラシーンの内部が似たような広さに感じられて不思議に思ったものです。

 同僚曰く「ラシーンってのは、アウトドア派の男のアクティブな軽快車やで」でしたが、それを選んで愛車にしているところに、各務原桜の独特の感性が感じられます。アクティブなカッコイイ美人のお姉さん、といったところでしょう。

 

 妹の送迎のかたわらで、自身も各地へ出かけたりして楽しんでいるようです。大学生ですが、年次は明らかでなく、原作でもアニメでも大学生としての活動ぶり、例えば大学へ行くなどの場面が全く出てきません。妹と共に南部町に引っ越してきて住んでいるぐらいですから、大学もその近辺に所在するのかもしれません。

 

 主要キャラクターのほぼ全員に飲食シーンが描かれる「ゆるキャン」に違わず、各務原桜も四尾連湖の水明荘にてホットチャイを飲むシーンがあります。原作では「酒が飲みたくなるわね」との実感こもったセリフがありましたが、アニメ版では残念ながらカットされています。
 そのセリフが無いだけで、各務原桜の人物像がかなり変わってしまうのですが、あえてそういう形で放送した理由なり事情なりが色々あるのでしょう。

 しかし、上図のシーンはなかなか良いです。一度でいいから、こういう美人のお姉さんと共にホットチャイを味わってみたいものですね・・・。

 以上、「ゆるキャン△」の各務原桜でした。原作では、鳥羽美波の登場によって各務原なでしこ達の保護者としてのポジションから退いてゆくような形になっていますが、アニメでも忠実にその流れが描かれることでしょう。
 要するに、各務原桜、という存在は、「野クル」に顧問がついて安心出来る段階になるまでの見守り役である、というふうにも解釈出来るかもしれません。

 


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