ステップ7ではフェンダー、履帯を取り付けます。履帯はガイド図では連結組み立て式になっていますが、今回のキットではベルト式パーツを選びました。
ガルパン仕様においては、バックライトのB12とM7の組み合わせではなく、車間表示灯に交換します。不要パーツのK4が使えますが、私の製作ではジャンクパーツで間に合わせました。
さらにフェンダー後端のスプリングC4、C5は劇中車にありませんので不要です。さらにキットでは省略されている部品を幾つか追加します。
ステップ7で取り付けるパーツ類です。
組み上がりました。
ドラゴンのジャンクパーツを転用した車間表示灯です。キットにも同じものがあります。不要パーツのK4です。
続いて、キットでは省略されている部品を幾つか追加しました。まずは、フェンダー後部の連結ヒンジ部分とフェンダーピンをブラ板と真鍮線で作り、リベット8個も付けました。
フェンダー前部の連結ヒンジ部分とフェンダーピンはモールドされていますが、ピンの先端だけが欠けていますので、先端を真鍮線で追加再現しました。
ステップ8ではエンジンデッキの範囲を組み立てます。ガルパン仕様への工作が多岐にわたるうえ、ガイド図の誤植もみられますので、順に紹介します。
まず、車外装備品は全て塗装後に取り付けますので、ここでは仮組みして位置を確認しておきました。劇中車の装備品の配置と大体同じですが、微妙にズレているパーツもありますので、全て合わせます。
また、小箱H41は劇中車には無く、同位置に蓋状の方形板があるのみですので、ブラ板で再現します。
なお、ガイド図にて予備転輪固定具のパーツにB8がありますが、これはB29にします。
パーツB30およびB31において、ガルパン仕様への修正を行ないます。劇中車にはグリル周縁の枠がありませんので、削り取ります。中央の桟もありませんので、カットします。
枠を削り取り、桟をカットしました。
予備転輪固定具のB29、B48、ハンドルのA47、小箱H41と交換した蓋状の方形板を取り付けました。B29は脚を縮めて劇中車と同じ収納状態にしました。
ジャッキを組み立てます。ガイド図ではこのジャッキの組み立て手順が抜けていますので、元製品のドラゴンスマートキットNo,6397のガイド図を参照しました。パーツはJ1、J2、J3、J4、J7を使います。
このうち赤ペン先で示したパーツJ3のハンドルは、御覧のように折り畳み状態となっています。これが劇中車では展開状態になっていますので、改造します。なおジャッキの留め具は、劇中車では片方のみですので、B36だけを使います。B37は不要です。
ジャッキのパーツ群です。ハンドルのJ3は展開状態にしました。
組み上がりました。留め具のB36も付けました。本来は留め具は車体カラーと同じ色である筈ですが、劇中車においてはジャッキと同じ色にまとめられていますので、上図のように組み付けて一体化しておくのが良いです。
次の組み立てに進んでパーツ類を準備しました。このうち、パールはガイド図には描かれますがパーツ番号が抜けています。B17にあたります。
さらにシャックルのA8とB34は、ガイド図では横に重ねますが、劇中車では縦並列にセットされていますので、それに合わせます。
組み上がりました。車外装備品は全て塗装後の取り付けとなります。 (続く)