ステップ4では、砲塔を組み立てます。ガルパン仕様への工作は、D3の左側面の方形の出っ張りを削る、D3とD6の合わせ目の溶接線の再現、の2つです。
パーツ数の少なさはタミヤらしいです。楽に組み立てられます。この段階でD3の左側面の方形の出っ張りをなるべく削っておきましたので、上図では目立たなくなっています。
組み上がりました。
D3とD6の合わせ目は、キット素組みではこのような状態になります。劇中車はこの合わせ目が明確な溶接線になっていますので、それを再現します。まずは合わせ目の凸凹やバリなどを丁寧に削り取っておきました。
伸ばしランナーを作って、上図のように砲塔前面部の合わせ目に合わせて貼りました。ぐるりと回して貼りつけますので、上図の状態で接着剤が乾くまで待ちました。
伸ばしランナーを側面に貼りつけてゆきました。合わせ目に沿って貼るので簡単です。この要領でぐるりと背面にも回して貼りました。
続いて、上の短い逆L字形の溶接線も同じようにして伸ばしランナーで貼りました。
溶接線の再現工作が完了しました。
プラウダ高校チームの劇中車は、今回のタミヤに限らず、ドラゴンやAFVクラブ等のキットで作っても、砲塔の溶接線の再現は必須となります。伸ばしランナーを作るのも大変ですが、出来るだけ長いのを作っておくと、一本だけで砲塔周囲をぐるりと回せるでしょう。 (続く)