去る7月21日に発売された、プラッツ発の公式キットシリーズの46番、レオポンさんチームのポルシェティーガー VK4501 (P) です。旧公式キットの元製品はドラゴンでしたが、今回のリニューアル公式キットはアミュージングホビーの製品が供給されています。
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今回のリニューアル公式キットの元製品、アミュージングホビーのキットです。
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このキットに関しては、サークルのAFV部会の先輩方が製作したということなので、先月の定期会合の席にて話を伺いました。
作ってみてどうでしたか、という私たちの問いかけに、先輩F氏は少し考えた後、「まあ、あんなもんやろ、という感じやね。新興メーカーとしてはよくやっとる方やで」
その微妙な言い回しに一抹の不安を覚えたのか、モケジョのユキさんが「やっぱり難しいんですか?」と恐る恐る訊ねていました。F氏は苦笑しつつも、「なんというか、まあ、下ごしらえとか仮組みをしっかりやっとけば大丈夫や。タミヤやドラゴンとは明らかに製品の質が違う。僕の受けた感想としては、イタレリに近いかな、といったところ」と応じていました。
ユキさんは「イタレリといいますと、P40とかの?」と問い返し、相手か頷くのを見て手元のメモ帳に書き込んでいました。
そのアミュージングホビーのキットが、今回の公式リニューアルキットになるわけです。公式リニューアルキットを誰が買ってるか?という問いかけには誰も応じなかったので、T氏は「なんや、全員まだ買っとらんのかや」と拍子抜けしたようでした。モケジョのマユさんが、「値段が高くてなかなか買えんのです。中古品が出るまで待ちます」と言い、ほほ全員がそれに同調していました。私も同じでした。
そしてモケジョのミカさんが、重要な問いかけをしました。
「今度の公式キットって、アミュージングホビーのキットそのままなんですかね?それともガルパン向けの新規パーツを追加してるんですかね?」
その質問は、たぶん公式キットの特徴の一つとして「劇中に近い仕様を再現するため完全に新パーツに換装して新登場」と述べられていることに対するものでしょう。普通に読めば、ガルパン劇中車に近づけるべく新規パーツを追加している、という意味に受け取れますが、果たしてどうでしょうか。
果たして、T氏が応じました。
「それは、あれやろ?後部のエンジン排気グリルのパーツやろ?それが新パーツに換装されとるんなら、買う価値は充分にあるわな・・・」
同感です。ですが、案内記事の完成見本画像を見る限り、後部のエンジン排気グリルは実車仕様のままで、劇中車仕様とは異なります。以前に旧公式キットのドラゴン製品を製作改造した際にも、後部エンジン排気グリルの改造は難しくて見送った経緯がありますので、そのパーツが新規に換装されていれば、ほぼストレート組みで劇中車が再現出来る筈です。
そういえば、同じアミュージングホビーの製品が供給される、BC自由学園のARL44の公式キットにおいても、元製品とは別に、劇中車仕様に向けたパーツが用意されると聞いています。アミュージングホビーの独特のこだわりが発揮されるようですが、今回のポルシェティーガーに関しても同じように受け止めてよいのでしょうか。
とりあえず、今度模型店で見かけたらそのあたりをチェックしてみないといけませんね・・・。
成型色もダークイエローのままです。
グリルを新規にするなら車体上面を含むDランナーすべてを新規にすることになるので難しかったのかも知れませんねえ。
情報有難うございました。