ステップ2の続きです。車輪を組み終えた後、燃料タンク、サスペンションなどをシャーシーに組み付けます。サスペンションは接着面積が小さいため、強度に不安がありましたが、とりあえずガイドの指示通りに進めました。
組み上がりました。
軸部は、細長いパーツをカゴ状に積み上げてゆくイメージです。パーツの一ヶ所がズレると全体が歪んだりしますので、パーツをひとつ付ける度に慎重にチェックしました。
燃料タンクの大きさが印象的です。
ステップ3から5まで、シャーシー回りの各部品の取り付けが続きます。今回のキットに限らず、トラック系の車輌の組み立て工程の大半がこうしたシャーシー部分の製作になりますので、この範囲が仕上がると、完成に近くなってゆきます。
各種のパーツを切り出して並べました。色々あるのですが、イタレリのガイド図には組み付け順序が示されていませんので、先につけないといけないパーツがあっても分かりにくいです。一度、仮組みを行って、パーツそれぞれの位置と前後関係を確認しておいたほうが、あちこちでつまずかなくて済みます。
組み付けが完了しました。シャフト類のパーツも、長さがピッタリ合っていて、難なくおさまりました。海外メーカーのキットにおいて、このように細かいパーツがピッタリと組み合わさるのは珍しいです。大抵は微妙に長さが足りなかったり、長過ぎたりしてカット調整が必要だったりします。
ひっくり返して上下を正した状態です。以前に制作したズベズダやトランぺッターのソ連軍トラックとあまり変わらない輪郭です。第二次大戦中の軍用トラックがどこの国でも似たり寄ったりであったことが実感出来ます。
ステップ4に進みました。キットでは前部にワイヤーウインチが付く場合と付かない場合とを選択出来るようになっています。劇中車はワイヤーウインチを装備していませんので、ウインチ関係のパーツは全て不要となり、上図のパーツ群のみで組み立てました。
ステップ5に進んで、一気に組み上げました。
前輪のサスペンション部分です。細かいパーツを色々組み合わせますが、大体は駆動系の部品です。ハンドル関係と、クランクシャフト関係の二つです。
エンジンは、御覧のように前に組み込まれますが、クランクシャフトを後ろへ繋いで後輪駆動としています。そういったメカニズムが、素人の私にもよく分かりました。なかなか楽しく、勉強になります。
とりあえず、シャーシー周りの組み立て工程はこれで完了しました。次はキャブや荷台の組み立てに移りますが、キャブのパーツのみは、別キットのタンクローリータイプのものと交換する予定です。 (続く)