「週刊ポスト(2月4日号)」に久米宏氏とイチロー選手の対談が載っていた。放送界と野球界という異なった世界に在りながら、共に頂点を極めた天才同士の丁丁発止の遣り取りは、なかなか読ませる内容だった。
入団3年目で年間210本のヒットを記録して首位打者のタイトルを獲得したイチロー選手。それから7年連続して同タイトルを獲得したのだが、彼曰く210本のヒットを打った事で翌年は心身共に浮付いてしまったシーズ . . . 本文を読む
大津市職員互助会が発行した本年度の職員手帳約3,800冊が回収&焼却処分される事となった。手帳内に「大安」や「仏滅」といった六曜が記されており、滋賀県内の人権団体が差別意識を助長すると噛み付いたからだという。同市は、「人権啓発の主体である市が、非科学的な迷信を載せ、配慮に欠けた。反省している。」とのコメントを出している。
元々、西日本では問題を始めとした諸差別問題に対する人権教育は盛んと聞く . . . 本文を読む
余りにも理不尽な事件が横行しているので、それ等を逐一扱うのもウンザリする程だ。先般起きた愛知の乳幼児殺傷事件も、典型的な動機無き殺傷事件であり、この様な人の所業としか思えない犯行に対しては、即刻極刑を処して欲しいと思うのみで、触れるのも嫌悪感を持ってしまう話だ。しかし、その後に明らかになった話がどうしても気になったので、記事として扱う事とした。
愛知の事件を起した氏家克直容疑者だが、彼は先月 . . . 本文を読む
普段は、付和雷同的に流行り物に飛び付く者に冷やかな視線を浴びせている自分だが、今日は逆の立場にあった。2月11日、そう吉野家が1年ぶりに1日限り牛丼を復活させると聞いて、居ても立ってもいられずに買いに行ってしまったのだ。
飼っているワンコが病気になって以降、食の重要性を痛感し、無農薬野菜やら無添加食品等を意識的に食している自分だが、幼少時から慣れ親しんで来たジャンクフードは止める事が出来ないでい . . . 本文を読む
昨日のスポーツニッポンに載っていたのだが、カリフォルニア州南部のウェスト・ハリウッド市のジョン・デュラン市長が、米国で増加しているペットの整形に付いて、「動物の苦痛を伴う。」として禁止する条例案を発表したという。*1条例案はペットの健康維持の為医療上必要とされる場合を除き、犬や猫の外見を良く見せる為耳や尻尾の一部を切除する手術を禁止するのだとか。条例案が可決されれば、全米で初めてペットの整形禁止が . . . 本文を読む
前略
上原さんがジャイアンツに入団してからずっと応援しています。類稀なる才能を秘めながらも、高校時代は無名選手の一人として過ごし、浪人生活を経て、大学でその才能を花開かせた貴方。ジャイアンツにドラフト1位で指名され入団した時の会見では、自らをエリートではない雑草と喩えていましたね。
新人1年目で、15連勝を含む20勝を達成し、新人王のみならず投手タイトルを総なめという偉業を達成しても、雑草魂を . . . 本文を読む
スポーツニッポンのコラムに「十字路」というのが在るのだが、一昨日の記事の中に「ドルゲ事件」という印象深い用語が載っていた。太平洋戦争開戦前の日本を舞台にして起こった国際スパイ事件のゾルゲ事件ではなく、ドルゲ事件というのが今から33年前にTVの世界で起こったのだ。
1972年に始まった子供向け変身ヒーロー物で「超人バロム1」という番組が在った。当時、幼かった自分も夢中になって見ていた番組だった。正 . . . 本文を読む
普段から気にしている訳ではないが、ふとした時に「そう言えば、あれはどうなったんだろう?」としばしば思い出す事は、誰しも幾つか在るだろう。自分にもそういった事柄は幾つか在るが、「悠木千帆(ゆうき ちほ)」という名前もその一つだ。
30代後半以上の人にとっては、この名前は一種の感慨を持って思い出されるのではないだろうか。この名前は、先月初めに乳がん手術を受けていた事を、淡々と明らかにした樹木希林さん . . . 本文を読む
「週刊朝日(2月4日増大号)」に「病院でつくられた寝たきりにされない方法」という記事が載っていた。他国に比べて日本では、寝たきりの高齢者が多いという話は聞いていたが、その理由の多くが病院で作られた寝たきりというのには愕然とさせられた。
日本には寝たきりの高齢者が30万人以上居るそうで、この数は先進国平均の6~7倍に該当するのだそうだ。その原因に、骨折や脳血管障害の多さも挙げられるが、大半は病院で . . . 本文を読む
一昨昨日の話だが、ゴールデンイーグルスの練習中に、田尾監督がチーム最年少でプロ2年目の坂克彦選手に打撃指導を行なった所、彼から指導拒否されたというニュースが幾つかのメディアで取り上げられていた。「非常に期待している選手。」という事で、田尾監督は打撃フォームに付いて身振り手振りで指導したのだが、坂選手は「監督はどの選手にも同じ考え方をはめようとするが、人によって違うと思う。」と拒否したのだとか。
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欽ちゃんが明らかにした所によると、大阪を本拠地として、元タイガースのプロ野球選手がクラブチームを設立する計画が浮上しているのだそうだ。候補者として、「浪速の春団次」こと川藤幸三氏の名前も挙がっているという。愛すべきキャラの宝庫であるタイガースOB陣の中に於いて、川藤氏は是非ともタイガースのヘッドコーチに就いて欲しい人物であったが(チームがきちんと機能するかどうかは別にして(^o^;;;。)、プロ& . . . 本文を読む
超能力者を装って、「悩み事や病気を解消させる。」と偽り、関東を中心に約30人から総額数千万円を騙し取っていたとして、一組の男女が逮捕された。超能力パワーで末期癌も治したと豪語していたらしいが、こんな胡散臭い話に騙されてしまうのも、溺れる者は藁をも掴むという気持ちから来てしまうのだろうか。
自分は、超能力の存在自体を否定はしない。世の中には人知では計りしれない存在が在ってもおかしくないと思うからだ . . . 本文を読む
一昨日、日本テレビ系列の番組で、自閉症の子供を抱えた家族の姿を取り上げていた。帰宅時間が遅かった為、途中からの視聴であったが、障害を抱えた子供に苛立ちと焦りを感じながらも、愛する子供と共に必死に生きて行こうとする家族の姿が強く印象に残った。
番組の締めのナレーションは、「息子の為ならどんな所へでも体当たりして行く父親。そして、我が子と共に、強く、逞しくなって行く母親。それは、確かに素晴らしい事に . . . 本文を読む
世論の猛反発に遭い、会長の座を退いた海老沢氏が、翌日には顧問に就任するという”空気の読めなさ”加減を曝け出したNHK。結局は、それ迄以上の猛反発を食らい、明智光秀宜しく三日天下で辞退するという醜態を曝け出しただけだった。NHK再生への道程は限りなく険しいと言わざるを得ない。
そんな顧問職を巡るドタバタの陰で、一人の人物が”ちゃっかりと”名誉顧問に就任していた。その人物の名は、中内正氏。そう、今は . . . 本文を読む