史跡巡りとウオーキングの第3回に参加しました。今回は蘇原地区北部のウオーキングです。加佐見神社に集合して蘇原北部を歩きました。古い門が有った小林家。蘇原の酒蔵、小町酒造。そして八坂神社。その後は石川麻呂墳墓を訪ねました。晩秋の蘇原。穏やかな陽気の中、歩けました。
今日の資料です。
加佐見神社に集合して蘇原地区の北部を歩きます。
加佐見神社の参集殿の前です。
宮司の川島さんが私達に説明してくれました。
各務原市に五社の郷社が有り、加佐見神社はその中の1つであり金幣社という社格だと話しました。延喜式に載っている式内(シキダイ)社なのだそうです。
この辺りは荘園の時代。土岐氏の所領だった。それが斎藤氏と土岐氏の戦になり阿弥陀堂だけが焼け残ったと話されました。
加佐見神社の正面です。
ここから立派な参道が本殿へ続いています。
伊吹地区の旧家。
小林家です。
立派な門構えですが、加納城から移築した門だと言われて居ます。登録文化財の指定を受けています。
次に来たところが小町酒造です。
玄関先に杉玉が下がっていますが、新しい杉玉に替わっていません。
それに玄関脇には古い徳利が無造作に置いてありました。
この酒蔵。「長良川」と言う銘柄の酒を作っています。
先生から、ここの酒蔵は長良川の伏流水を仕込み水につかっていると説明がありました。
八坂神社を訪ねました。
石段を上がります。
八坂神社では、南に向かって先生からの説明を聞きます。
南側には田が広がっています。
八坂神社は伊吹地区の総社で須佐之男命が祭神だと話されました。
境川の横の道。
石川麻呂の墓に向かって歩きます。
石川麻呂の墓に来ました。
小高い丘になっていて、坂を登ります。
先生からの説明を聞きます。
「伝曽我山田石川麻呂の墓」
文化財の標柱が立っています。
小高い石川麻呂の墓の全景です。
加佐見神社に向かって戻って行きます。
途中、境川の市儀橋を渡ります。
市儀橋の両側に祠が有ります。
北側には馬頭観音像が有ります。
説明する大堀先生です。
南側には地蔵さんの祠が有ります。
石像の元禄の文字が読めます。
穏やかな陽気の下。
蘇原北部を歩きました。
ウオーキングの終り近くに市儀橋を通りました。大堀先生から、かつてはこの道が芥見方面から川崎(重工)に通う人たちの通り道だったと話されました。橋の南側に清水と言う店が有ってここで、ミンナタバコを買ったのだそうです。その店が今では残っていません。
生の話が聞けた。そんな気がしました。