銀幕大帝α

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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

2008年06月30日 21時12分46秒 | 洋画アドベンチャー/ファンタジー

INDIANA JONES AND THE KINGDOM OF THE CRYSTAL SKULL/08年/米/124分/劇場公開
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ハリソン・フォード、シャイア・ラブーフ、レイ・ウィンストン、カレン・アレン、ケイト・ブランシェット、ジョン・ハート

<ストーリー>
米ソ冷戦下の1950年代を舞台に、インディが宇宙の神秘を解く力を持つ秘宝をめぐって熾烈な争奪戦を繰り広げる。
<感想>
今年一番ビッグな話題作!!
そしてシリーズのファンはもちろん、冒険大好き野郎なら観る前から胸が踊り出す超人気作が遂に日本上陸ですよ!
これは是非劇場で観ないとダメだろうと、『カンフーハッスル』以来めっちゃ久々にスクリーンで観てきましたよ。
でもねぇ、行く前からかなり不安はあったのよ。
だって脚本がデヴィッド・コープなのよ?彼の代表作と云えば『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』とか『パニック・ルーム』等、決して傑作とは言えない作品が多数ある。
まぁ『ジュラシック・パーク』とか稀に奇跡の脚本を書いたことはあるが、はっきり言って期待は禁物だ。
で、その不安は見事的中した。

こんなのインディ・ジョーンズじゃねぇよ!!

インディ・シリーズの代名詞と云えば、冒頭でのいきなりクライマックス級冒険アクション。本作でもあることはあるのだが、かな~り地味
倉庫内でのチェイス(スケール小さっ!)で始まり、キノコ雲を背にしたインディで終わる。

放射能浴びまくりだよインディ爺さん!

でも、体を洗浄しただけで、それは回避。
あんたは人間を超えたアニメキャラか?
不死身すぎるのにも程がある。
そんなツッコミ満載のオープニングが終わると、かなりダレる中盤を経て、終盤では遂に観客の度肝を抜く唖然茫然の大スペクタクルが待っている!!

未知との遭遇!!

これはないだろう・・・。
アドベンチャーがSFになっちゃっているよ。
脚本酷過ぎ!
所詮、B級脚本家が手掛けたらこんな事になっちゃうんだね。
デヴィッド・コープ、あんたやっぱり才能うんぬん以前にバカだよ。
このアイデアを選んだスピ&ルーカス&ハリソンも一体何を考えているのか。
ボツになったシャマランの脚本とかの方が面白かったんじゃねぇのか?

まぁスピが撮ってハリソンが出たから、それなりに話題性が出たのかもしれないが、これじゃあ殆ど悪ノリ全開のSFヲタク映画。
無名監督作だったら明らかに観客動員が見込めないC級作品ですなぁ。

なんか物語自体は無茶苦茶過ぎて、期待はずれも良いところだったが、シリーズファンは思わずニヤリとさせられるツボを押さえた名シーンが幾つもあるのは確か。

「ジュニアと呼ぶな!」(誰が誰に言ったのかは自分の目で!)



インディのパパの意外な形での登場。
そしてやっぱりマリオンことカレン・アレンの再登場だろう。
『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』で見せたお転婆娘そのまま年取ったような感じで、おばちゃんになっても相変わらず可愛かったです。

後、インディが大の苦手としている大蛇を相手にオロオロする場面は大爆笑でした。

ファンの間では前作公開後から長らく待ち望まれていた、我らがインディ最新作。
予想通り不安的中のシリーズ最低作。
とは私の意見。
評価は人それぞれだと思いますが、個人的にはDVD鑑賞で十分ではなかったかと思われ・・・。

関連作
『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(シリーズ第1作)*個人的評価:★★★★
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(シリーズ第2作)*個人的評価:★★★★☆
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(シリーズ第3作)*個人的評価:★★★★

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008)』(シリーズ第4作)
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023)』(シリーズ第5作)

オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)

評価:★★★☆
08/06/30映画館鑑賞
スティーヴン・スピルバーグ ジョージ・ルーカス SFアクション・アドベンチャー ハリソン・フォード シャイア・ラブーフ カレン・アレン ケイト・ブランシェット クリスタル・スカル エリア51 ソ連 アーク 巨大宇宙船 エイリアン 劇場新作
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コメント (6)
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